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銭湯日記♨️竹の湯さん(大田区羽田)

羽田空港に近い場所にも、銭湯がある!しかも割とたくさんある!!というわけでその内のひとつ、竹の湯さんにお湯をいただきに行ってまいりました。

竹の湯さん、入口からぱきっと男湯と女湯に分かれていて、かつ番台形式なの熱いです。入店すると、品のあるおかみさんが笑顔で出迎えてくれました。

脱衣所もお風呂場も清潔!

きれいに掃除が行き届いていて、気持ちよくお湯をいただけました。薪で沸かしているお湯はやわらかくちょうどいい湯温で、思わず目を閉じてお湯の感触を全身で味わいたくなる気持ちよさ。気泡風呂の泡が勢い良くて、身体がブルブル震えました。

脱衣所のドライヤーの風量も多くて、私の剛毛もバッチリ乾かせました(3分20円)。
温浴施設のドライヤー問題ってありませんか?時々、「え、疲れてる…?」と心配になる風量のドライヤーに当たることがあって、私は髪の毛の量が多いので、一回で乾かせないことがあるので、多毛にも優しいドライヤーは個人的にとてもありがたいです。

タイル絵が美しいヨーロッパの風景でバーチャルトリップ気分

お風呂場でまず目を奪われたのは、壁面のタイル絵。ヨーロッパの田園風景を描いていて、川が流れ、川沿いにお散歩したら気持ちの良さそうな小道が絵の奥に続き、川の周りには白い花が咲き、土手の芝生は触ってみたくなるくらいフカフカに描かれています。芝生の上には今まさに満開の桜の木(多分)。民家がいくつか描かれ、画面左手には教会らしき建物も。さらにその奥に森が続き、美しい雪を被った山々が連なるという構図でした。山を描く時、私は多分緑色を使うと思うのですが、こちらのタイル絵は紫色を使用しているのが印象的でした。

お風呂あがりに番台のおかみさんにお話を聞いたら、あれはイタリア製で、タイルに絵を焼き付けてあるのだとか(多分イタリアだった。間違えてたらごめんなさい!)。

私の大好きな映画で『メリー・ポピンズ』という作品がありまして、その中で歩道に描いた絵の中に主人公の姉弟たちが飛び込み、絵の中の世界を探検するというシーンがあるのですが、まさにそれが出来そうな絵でした。絵に飛び込んで川辺の小道を散歩する妄想をしながらお湯に浸かっていたら、すっかりあったまりました。男湯はどんな絵なんだろう?また違うところに旅に行けるのかな。見てみたいなあ。

柱に生えている謎の葉っぱ

タイル絵だけじゃなく、床のタイルも何だかヨーロッパ風だったり、サウナの扉の上に街灯がついていたり…更に、男湯と女湯の間の壁の上に蛍光灯があるのですが、それに蔓と葉がからみ、葡萄がぶら下がっていたりで、何だか全体的に洋風な感じだなあと思っていたら、ふとあることに気づきました。蛍光灯を挟んで玉虫色のタイルの柱が2本立っているのですが、その柱に1枚だけ緑色の葉っぱが生えていました。さっきの葡萄の葉っぱとは形が違うようで、まるで幹から直接生えてるみたいにぴょこんと生えてるんです。

謎の葉っぱは上の方に生えてました

「何だろう?」と思って、これもおかみさんに質問してみたら「えー、見たことないかも。後で見てみます」とおっしゃっていました。どうでもいい細かいことを質問する客ですみません…でも優しいコメント嬉しかったです。

新しめのサウナも嬉しい

サウナはシンプルな内装で、木目から見てまだ新しそう。3人くらいは余裕で入れると思います。座面に一個だけぽつんと5分の砂時計が置いてあり、それが何だか可愛らしくてキュンとしました。私が入った時は80℃で、静かなサウナ室でじっくり汗をかけました。水風呂はありませんが、勢いの良い立ちシャワーの水でクールダウンできます。気持ちよかった!サウナ無料は嬉しすぎる…。

さっぱりすっきり気持ちよく帰宅〜。よく眠れそうです!いいお湯をありがとうございました!

※上記サイトは営業時間が23:30までの表記になっていますが、23:00までだそうです。変更したのかな。

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