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小さい頃の夢から

幼少期の夢はファッション関係の仕事でした
お洋服の買い物が大好きだったし
好きな漫画を読んでいた時
スタイリスト・ファッションコーディネーターという仕事を知って
洋服を組み合わせて仕事したいと思ってました

「色」も好きで
色の組み合わせを考えるのも好きでした

そんな想いから中学の時
少しでも自分の興味のある分野に早く触れたいと思って授業が選択できる高校を選びました
オープンハイスクールで廊下にマネキンがあって
早くファッションの勉強がしたい!と
思ったのが決め手です

小さい頃からエレクトーンも習っていて
音楽も好きだったから
入学した時に音楽か美術か悩んだけれど
将来を考えたら美術だなと思って
美術デザインコースを選びました

授業はデッサンや油絵 工芸 立体
色んな事に触れさせて貰って
その時に出会った1人の恩師に言われた言葉は
私の人生を考えるキッカケになった言葉でした

「作品にはデザインと芸術がある」

「デザインの人間にはデザインしかできないし
芸術の人間には芸術しかできない
おまえは芸術の人間だから芸術の作品しかつくれない」

最初は全然 意味がわからなかったけれど
沢山の勉強をさせてもらった高校で
手を動かす事がどんどん好きになって
作品をつくる時 伝えたいことを考え始めて
自分の中で"何かを表現する"という1つの目的を
考え始めた時
私はデザインではなくて
何かを表現するために作品を創りたいのか 
と気付きました 

ファッションの道に早く進みたいと思っていたけれど高校の先生が
専門学校は技術を勉強するところ
大学は考え方を学ぶところだから大学に行ったほうが良い
技術を学びたかったら大学に行ったあと専門学校に行くと良いよと話してくれました


感性と才能を伸ばすために大学に行こう
そんな話を受けて
私は美術大学のファッションデザインの道を選びました

いつしかファッションの勉強をしたい
という気持ちから
何かを伝えていくために私は作品をつくりたい
そんな気持ちの変化が生まれていました

大学に入学したばかりの時に
出会った先生が私に教えてくれたのは
私が表現したい "何か" は "愛"  だと思う
と話してくれました
色んな形の愛があるから と話してくれました


その時も すぐに分からなかったけれど
いつしか私が表現したいこと 伝えたいことは
総じて 愛 ということかもしれません

それぞれの節目で出会った人たちが私にくれた言葉は
確実に今の私に繋がっていて
ちょっとした自分の大切な節目を
これから書き綴っていけたらと思います


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