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食洗機あれこれ(2)

 食洗機を新調して3ヶ月経ちました。前回の記事で悪くないんだけど臭いがね…って書いたのですが、その後の進捗状況の報告です。

 結論から言うと乾燥機能が弱いのでそこを補うようにすると割と生臭さが軽減します。そもそもヨーロッパ製の食洗機はエコを打ち出しており乾燥は余熱乾燥なんですよね。熱いお湯ですすぐことにより、食器に蓄えられた熱で自然乾燥するということなんですが、とはいえそれですっきりと乾くかというとそうでもなくて、なので最近の食洗機にはミーレだとオートオープン機能(すすぎが終わってしばらくするとドアが開いて水蒸気を外に出して乾燥しやすくする)やボッシュだとゼオライト(湿気を吸収して熱に換える鉱物)で乾燥を促す機能がついています。

 以前使ってたAEGも余熱乾燥だったんですが、10年以上前の機種なのでオートオープンやゼオライトがついてなかったので、食洗機が終わったら手動でドアを開けて蒸気を外に流していました。これだけで乾燥の程度が全く違っていたんですが、ミーレはオートオープンがついているのでおまかせというか自分で開ける必要はないわけです。

 ただミーレのオートオープンを見ていると食洗機内の水蒸気、温度が結構低くなってから開くのが気になっていました。AEGの時は過程が終わったらすぐに開けると湯気がものすごい勢いで出てきてたんですよ。ミーレの仕様はもちろん安全ー蒸気による火傷等を防ぐーを担保しているということなんですが、どうもこれが生臭さ、生乾きの臭いにつながっているのではないかと気づいたわけです。

 というのも食洗機内部の清掃や75度コースの使用、またリンスを少なめにしたりといろいろな工夫をしても一部の食器の臭いがなくならなくて、本当になぜなのかが分からなくなっていたんです。そこでAEGの時に比べても臭いが残るのはなぜなのかを考えると、違いはその乾燥の時の蒸気の違い、AEGは早めにーといっても手動ですがー蒸気を排出させる、ミーレはしばらくしてから排出する、この時間差が関係があるのではないかと。

 確かにそう考えると生臭い臭いは生乾きの臭いだし、そのあたりが影響していてもおかしくはないということで、ではどうしようかとなりました。とはいえオートオープンをオフにしてすすぎが終わったら自分で開けるのもなあ、留守中に食洗機使用しているときにはそれはできないしなあ…。

 そこで取扱説明書に書かれていたエクストラドライという機能を試すことにしました。これは最終洗浄で水温を高めにする機能みたいですが、これにより余熱乾燥をより効果的にしようということみたいです。75度コースだとすすぎも75度だとおもうのでそれ以上になっているのかどうかはわかりませんが、一縷の望みをかけてこの機能を利用することにしました。その結果かなり臭い残りが軽減されたんですね。

 まあしばらくしてまた臭いが気になることがあるかもしれませんが、とりあえずですが解決したのですこし気がかりは減りました。とはいえ、世の中の人はこういうの気にならないんだろうか、もっというとロンドンで生活してたときの食洗機は全くこんなこと気にしたことなかったよな、となると水質の問題とかもあるんだろうか、といろいろ気になることはまだあるんですけどねw

 あとパナソニックが前開きの食洗機を発売したというのも最近しりました。これは単体販売してくれないそうなのでシステムキッチンごと入れ替えになるからどうにもならないんですけど(うちはパナのシステムキッチンなんですがね)、ヒーターで乾燥する機能がついているし、次に使うならこれだなと。でもミーレは20年ぐらい使うつもりで買ったからなあ、宝くじあてるか()となっていますw

 食洗機メモとしていつか誰かの参考になればと思っています。では。

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