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2023メキシコ旅行8

10日目。プエブラ市街地から車で30分ほどのチョルーラという遺跡のエリアに。中心部にそびえ立つメキシコ最大級の先史時代のピラミッドがあり、その頂上にスペイン軍が侵略の証として建てたキリスト教会が鎮座する。麓にも50もの教会を建て、先住民の神々とその信仰を封じたという。そんな血生臭い野蛮な由来を持つたくさんの教会を観にきたのだが、どの建物もカラフルでキュート、とってもかわいい!一つ一つが住人たちに大切にされているのが伝わってくる。

ピラミッドの頂上に鎮座している教会
ここは大きめ
町中に無数にある
パペルピカドがはためいている

チョルーラ一帯はかなりコンパクトに観光地化されていて、お土産屋さんやレストランも無数にあるが2〜3時間もあればひと回りできてしまう。とはいえピラミッドの頂上(といいつつ小高い丘にしか見えない)までは20分くらいかなり急階段を上がることになるのでヘトヘトになった。休憩がてら良さげなところに入りプエブラの伝統料理モーレポブラーノを食べる。メキシコにしては珍しくポーションが小さくて助かる。うまい。

バカデカサイズじゃなくて助かった
チョルーラの市場

チョルーラ近隣にあるこの地方特産の陶器、タラベラ焼きの工房見学に。プエブラの中でも重鎮的な、今回滞在しているホテルやレストランを経営するちょっと高級なところ。そのホテルでワークショップなどにも参加申し込みができる。そこまでの時間はなかったので、見学だけお願いしたら付き添って解説してくれた。郊外の立派なお屋敷の敷地の中で、職人さん達が工程ごとに手作業で丁寧に制作していた。気持ちいい職場空間でここに就職したいと思った。

大きなツボを作る青年
釉薬が塗られる前
快適そうな職場空間
美術館もある

ホテルに帰り併設のレストランに。食欲が無かったので前菜の中から適当に一つだけ頼んだら、牛肉の素揚げ、ワカモレ、サルサのプレートにパンとトルティーヤ、さらにトルティーヤ揚げたものとクラッカーが全て山盛りで出てきた。うまいけど。

牛肉の素揚げで前菜ってことあるんだ

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