2023メキシコ旅行4
4日目。ようやく高地順応が進み頭痛が治った。
朝からコンデサエリアの公園を散歩。メキシコシティどこにいても、やたらと犬と一緒にいる人間を見かける。世界でもトップクラスの犬大国らしい。なので朝の公園にはとんでもない数の犬たちがうろうろしている。散歩させる仕事も盛況なようで、1人で数十匹単位の群れをコントロールする人が公園内のそこら中にいる。ドッグランのコーナーなど迫力がある。
遅めの朝食にタコス・ギサードスの人気店に。
ギサードスは、作り置きの煮込んだおかずをなんでもトルティーヤに巻いて食べる家庭料理のようなもの。おばんざい的に大鉢に具材が並んでるので、適当に指差しで選べる。レバーや、野菜の煮込みにアロス(米)やワカモレなどもトッピングしてもりもり食べてみた。トルティーヤの上に野菜としての米(アロス)がのっているので、1個でおにぎらずみたいな満足感。モーレごはんとゆで卵だけのシンプルなやつが異常に美味しかった。
現代アートのギャラリーなどが集まるチャプルテペック公園の南側エリアに移動して、ちょうど滞在中に開催していたメキシコのアートブックフェアに。会場はかなりハイソなギャラリーで、例えるならガゴシアンか小山登美夫クラスっぽさがあり、明らかにリッチで教養高そうな人々が集っていた。NYにも支店があるらしい。広いホールに大きな本の形のピニャータ(メキシコ伝統の紙製くす玉人形)がいくつも飾られ、若いアーティストのジンなどが並び非常に熱気がある。たまらず色々散財してずっしりカバンが重い。本は旅先で買っちゃいけないものの上位に入る。
その後、ちょっと治安のよろしくないエリアに最近できたばかりの、巨大な繊維工場をそのままリノベーションして、クリエイティブ系のオフィスやショップが入ったヒップなスポットに。入口はクローズドで、守衛さんに何しに来たのって聞かれるのでカフェに来たとか言うと入れてもらえる。DKサウンドを思いださせる場所に、陶器の工房(事前に予約すると見せてもらえる)や北欧家具の店などが詰まっていた。
遅めのランチにメキシコ伝統のスープ料理ポソレの専門店に。ポソレは、ジャイアントコーン、グリーントマトやカボチャの種と豚肉をベースに、そこにアボカド、チチャロンをトッピングして食べる。具沢山かつ濃厚で、分厚いざくざくチチャロンがとろりと溶け込みスプーンが止まらない。お腹爆発した。
近所のメキシコのナチュールを出すワインバーに。メキシコではほとんど一般的なお店でナチュール出す文化はあまりないみたいだけど、ここは気軽なテンションとお店の女性がキュートで楽しかった。興が乗ったのでさらにもう一件、ナチュールこワインバーに移動。こちらは見るからに高級でアメリカ人しか客にいない、みたいな若干のいけすかなそうなムードがあったけど、メヒコ産オレンジのナチュールをボトルで頼んでぐいぐい飲んだら楽しくなった。
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