そういう記憶はいつも良い記憶だ。

【7days Book Cover Challenge】というのに誘われて、初めて見ることにした。こういう機会がないと本棚を見返したりしないので、それはそれで楽しい。今日は安西水丸さんの本「美味しいか恋しいか」明日は何にしようと飛んだなに目をやると、こんな本あったなとか、これもあるかとかそういうあれこれが見えてきて嬉しくなる。

最近は本を読まなくなった。大学時代が一番読んだかもしれない。村上春樹、それから柴崎友香、前田司郎、貴志祐介、それらの作家には随分と助けられた、多分通勤がそれらを手助けしたのかもしれない。あの時は本当に真剣に読んでいたので、電車を乗り過ごしたり、電車で知人にきずかないなんて事もあった。

最近は車だし、電車に乗る事もほとんどないので、本を読んでいない。カフェに行く事もないし、だから本をあまり読まなくなった。読まなくなったことを悲しく思ったりはしないが、少し懐かしく思ったりはする。あの時東京の電車で、僕は本を読んでいた。そういう記憶はいつも良い記憶だ。


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