やまぶ記 第八夜 〜我ら皆生まれながらの死刑囚(1)〜

こんばんは。

今回は第8回を記念して死についての話をしたいと思います。

残念ながらあまり機会がないのですが、lenyaは死に関する話が大好きです。

なんだか不健全な印象を与えてしまうのではないかと不安になりますが、死を望んでいるのではなく昔からずっと忌避しているのです。ずっと生きていたいという気持ちほど健全で健気ななものが他にどれだけあるでしょうか。

別に日記で言い訳をする必要はありませんからこれくらいにしましょう。

今日、塹壕でロシア兵が次々と撃たれ死んでいく映像を見ました。

日記なので正直に思ったことを書きますが、モグラやネズミを流れ作業で駆除しているイメージと重なりました。
(特定の国、殺された人、殺した人を侮辱する目的でこのようなことを書いているのではありません。そのあっけなさに死というものへの恐怖を改めて感じたのです。)

歩いてきて、撃たれ、カクッと倒れてそれで一巻の終わり。
彼らにとっては全くもって取返のつかない出来事です。先には何もありません。

恐ろしいことですが、我々も彼らと同じ運命を辿ります。(死因は異なるよう願いますが。)
今は違うというだけです。

lenyaはたまに自分の人生の巻末を想像してしまうことがあります。
・ベッドの上で最後の息を吹き気が遠くなっていく場面
・胸を抑え倒れこみ意識もブツっと無くなってしまう場面
・車に跳ね飛ばされ痛みとパニックの中でだんだんと弱っていく場面
などです。

共通するのは先に何もないことです。どうにもできないしどうにもなりません。

(ここまで読んだ方はわかると思いますがlenyaは死んだ後どこかに行けるなどとというお気楽な出鱈目を全く信じていません。)

ちなみにこの話にオチはありません。
オチはないので死と同じように当然パタっと終わりにしたいと思います。
でも、またそのうち別の視点から書いてみたいと思います。(そのためにタイトルに(1)と入れておきました。)

それではまた来週

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