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《11月はいろんな合唱団の演奏を聴き、味わいました》

 あっという間に師走に突入し、街にはクリスマスソングが。1年はあっという間ですね。

 11月も様々な出会いに恵まれました。全日本合唱コンクール全国大会を始め本番もありましたが、他の合唱団の演奏をたくさん聴くことができ、嬉しかったですし、感動の連続でした。

●合唱集団EARTH第2回演奏会 ゲスト出演(11/12)

 川崎市合唱連盟で一緒に理事をしている鈴木智士さん(https://twitter.com/GianniSuzukki)からお誘いを受けて、鈴木さんが主催する合唱集団EARTHの演奏会に、合唱団WAKAGE NO ITARIでゲスト出演させていただきました。全国大会の約1週間前の本番ということで、演目は、コンクールで演奏する課題曲・自由曲(花と画家・ごびらっふの独白)と、松下耕「信じる」を演奏しました。

 やや小ぶりのホールに、大声で「ばあらあ!」と叫んでしまったので、お客様の反応がやや心配だったのですが、概ね好評だったようで、ホッとしました。個人的には、「信じる」の演奏で、客席と一体感が持てたことは、大きな喜びでした。

 ホスト合唱団の合唱集団EARTHは、荻久保和明「IN TERRA PAX」と小栗克裕「あがだんぶり」〜青森の方言によるコンポジション〜の2組曲を演奏。どちらも気持ちの入った訴求力のある演奏でした。小栗克裕先生ご本人の曲目紹介トークでは、客席を大いに沸かせていました
 もう一つのゲスト出演の合唱団、女声合唱団フルール・ハーモニーさんの演奏も、はつらつとして素晴らしく、聴き応えがありました。指揮者は、同じく川崎市合唱連盟で理事・事務局長を務める中原勇希さん(https://twitter.com/johnny_y_n )。3人とも川崎なら、川崎でやりたいところなのですが、昨今のホール事情がなかなかそれを許さず。。。ホールが気軽にご用意される日が来ることを待ち望みたいと思います。

●全日本合唱コンクール全国大会(11/20)

 こちらは、既に別のnoteにまとめましたのでそちらをお読みくだされば嬉しいです!

●第28回ヴィサン《人生百歳》ジョイント・コーラスフェスティバル(11/22)

 神奈川県合唱連盟が誇るイベント「ヴィサン」の運営(お手伝い)として、改修直後のみなとみらいホールへ向かいました。

改修直後のみなとみらいホール(神奈川県合唱連盟Twitterから借用)

 いわゆる「シルバーコーラス」の合唱祭のようなものですが、どの合唱団の演奏も、歌う喜びに溢れた、素晴らしいものばかりでした。自分も出演された皆さんのように、コーラスを楽しみながら年を重ねていきたいなあ、と憧れをもちました。なお、90歳以上の出演者はステージ上で表彰されるのですが、皆さん矍鑠とされていて、健康の秘訣は歌うこと!と密かに確信しました。

●JCDA教会コンサート《待降節~クリスマス》

 JCDA日本合唱指揮者協会が主催するコンサートで、今回はシャルパンティエの「真夜中のミサ」を全曲演奏するとともに、日本人作曲家6名によるラテン語モテットの初演という、とても貴重なものになりました。会場は東京カテドラル聖マリア大聖堂。音響が素晴らしく、本当に大好きな会場です。今回は、配信も同時に行いました(まだ購入できます!JCDAのHPからどうぞ!)ので、主にカメラマンとして、お手伝いしました。

 カテドラルでの演奏は、やはり独特な雰囲気を持っていて、音楽の受け止め方が、他の音楽ホールで聞くのと全く異なる、という印象をいつも持ちます。残響が長いので、全身で音楽を受け止めている感覚があるからでしょうか。もし、まだカテドラルで演奏を聴かれたことがない方は、何かの折に是非訪れていただきたいと思います。

 荘厳な雰囲気のなかで演奏された真夜中のミサに続き、日本人作曲家6名のモテット初演が始まりました。どの作品も(ありきたりな言葉で申し訳ないのですが)本当に素晴らしく、佳き作品の初演に立ち会えたことを嬉しく思いました。ミサ、モテットを演奏した合唱団はいずれも実力派揃いで、カメラ越しでも十分聴き応えがありました。

 12月は大学合唱団の定期演奏会、かわさき市民第九、と本番が続きます。健康第一で、無事に当日を迎えられるように体調に気をつけたいと思います。

 コンクール・発表会に向けた単発のレッスンや、合唱団の定期・単発レッスン(どの形態でもお気軽にご相談ください。学校関係やシルバーの皆さんもいかがですか?)など、随時ご依頼お待ちしています!お問合せは私のHPからいつでもどうぞ。


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