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《12月は大学合唱団の定演ラッシュ!大学生の活躍に感動しました》

 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 年も明け、すっかり正月気分ではありますが、昨年12月のまとめを。何とか昨年のうちに、と思ったのですが…結局果たせず、申し訳ありません。年の初めではありますが、お読みいただければ嬉しいです。

 12月は大学合唱団の定期演奏会が数多く開催されました。コロナ禍前に近い演奏会の数だったのではないか、と個人的には感じています(コロナの影響などで開催を延期した合唱団もありました。何とか頑張ってほしいです!)。SNS等からは、定期演奏会を心から楽しんでいる様子が伝わってきて、本当に嬉しいです。しかし、練習時間の兼ね合いもあってか、ステージ数を以前より少し減らした合唱団も見受けられました。また団員数も、一回り以上小さくなったところが多いように思いました。

 回復途上にある大学合唱団を、2023年も引き続き応援していこうと思います。そして、回復から成長・拡大・発展の方向へ向かうよう、できることをしていこうと思います。

●かわさき市民第九(12/10 ミューザ川崎)

 恒例のかわさき市民第九。今年も開催できました。8月から20回の練習を経て、ミューザ川崎での本番を迎えました。私は川崎市合唱連盟理事として運営をサポート。練習会場の設営、団員さんの受付をはじめ、印刷物の作成、時には合唱練習の代打まで、参加された皆さんが気持ちよく第九を歌っていただけるように、あれこれとお手伝いしました。リハーサルをちらっと見ましたが、皆さん生き生きと歌っていらっしゃる姿がとても印象的でした!

●江戸川区音楽祭(12/10 江戸川区総合文化センター)

 かわさき市民第九の本番前に会場を飛び出し、第43回江戸川区音楽祭が行われている江戸川区総合文化センターへ。昨年秋から指導に伺っている「江戸川区音楽祭合唱団」と出演しました。合唱団の名前が音楽祭の名を冠しているのは、この音楽祭がきっかけで出来た合唱団なのだそうです。約30名の女声合唱で、「花」(瀧廉太郎)、「夏の思い出」(中田喜直)、「君を乗せて」(アニメ「天空の城ラピュタ」)の3曲を歌いました。

 最初に練習に伺ったときから、明るく、笑顔の絶えない合唱団、という印象があり、とにかく歌うことが好き!という気持ちに溢れています。3年振りの本番も、広い舞台で歌える喜びで満たされた、素敵な演奏になり、お客様からも好評でホッとしました。団員絶賛募集中だそうです。ご興味のある方は私までご連絡願います!

●早稲田大学コール・フリューゲル第67回定期演奏会(12/16 渋谷区文化総合センター大和田)

 4人の指揮者が好きな曲を持ち込んでプログラムを構成するスタイルはいつもと変わらず、今回も歌う団員とピアニストの小田先生が大変なことになる(笑)演奏会となりました。

 私は、コンクールで1曲目を演奏した「三つのよじれ歌」(新実徳英)を全曲演奏しました。3曲ともに旋律のよじれ方、ずれ方、ピアノパートとの絡み合い方が異なり、団員、ピアノの小田先生とともに、作品の沼にずっぽりハマりながら楽しみました。テンポの引き締め方などまだまだ未熟さが残ったところが自分の反省点。熱くなっても一歩引ける勇気を持ちたい。アンコールももちろん1人1曲(笑)で、私は同じく新実先生の「壁きえた」を、世界平和を祈りながら演奏。全ステージとも団員が良く歌いきりました。お疲れ様でした!!

●東京外国語大学混声合唱団コール・ソレイユ第48回定期演奏会(12/24 ルネこだいら)

 クリスマスイブのこの日は大学合唱団の定期演奏会の特異日(!)となったようで、把握しているだけで東京近郊では8つの大学合唱団が定期演奏会を開催。授業が終わった土日、とあって、だいぶ重なったようです。それだけ活動が活発化してきた証、とも言えますので、まさに嬉しい悲鳴ですね。

当日の事前練習で撮った写真。抜けるような青空でした!

 ソレイユは昨年に引き続き3ステージ構成。OBOGの方の協力をいただき、賛助出演という形で一緒に歌っていただきました。

 私は「みやこわすれ」(千原英喜)と「かなしみはあたらしい」(信長貴富)を指揮。どちらも決して多くない練習回数でしたが、クリアな音色と生き生きとした歌い口で、一生懸命歌ってくれました。そのひたむきな姿に、1年間の成長を実感しました。ピアノの西下航平先生の美しい音色が本当にブラボー!また、学指揮ステージは若さ爆発!聴いていて本当に心が躍る演奏でした。全ステージを見事に歌った団員に改めて感謝です。

 夜で都心からやや離れた会場だったこともあり、観客数はやや寂しかったですが、後日Youtubeでの公開も計画しているようで、ぜひそちらをご覧ください!

●【番外篇】東京大学柏葉会合唱団第69回定期演奏会(12/24)

 ソレイユの定演と同日、私が年数回アンサンブル指導でお伺いしている東京大学柏葉会合唱団の定期演奏会が行われました。定演前の練習にお邪魔したのですが、2人の学生指揮者が中心となって練習を進め、曲の深い内容のところまで、丁寧にアプローチされていたのがとても印象に残りました。定演を聴きに行かれた方からは、大変素晴らしい演奏会だった!との感想を多く伺い、聴いてみたかった!!と強く思いました(本番の重複なのでどうしようもないのですが)。後ほどCDなどで楽しみたいと思います。


ということで、怒濤の12月を終え、今に至ります。

1月は、まずは片付けから始めたいと思います。ここで整理しないと、2年分の「地層」ができそうな予感がしています。。。

本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

コンクール・発表会に向けた単発のレッスンや、合唱団の定期・単発レッスン(どの形態でもお気軽にご相談ください。学校関係やシルバーの皆さんもいかがですか?)など、随時ご依頼お待ちしています!お問合せは私のHPからいつでもどうぞ。


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