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青江さんと182日目(ゲットバックとわたしく その2)

こんばんは。ユースムースアヴェニュー青江です。
今日は夜打ち合わせだったので、今日は予約投稿。えらい。

で、昨日の続きというか、青江少年のビートルズの思い出のお話。
うちはオトンが1954年生まれなのでギリギリビートルズ世代。家にもレコードはありましたし、子供の時から聞いて育ちましたし、生まれて初めて歌った曲は「Love Me Do」らしいです。
耳に馴染んではいましたが、そこまでビートルズにのめり込む事なく小6になった青江少年
「来年から中学生だし、ひとつ英語の曲でも聴いてモテ要素を得るか」
くらいの動機で、ビートルズのCDを集め始めます。しかしお小遣いにも限界があるので、近所のCD屋でワゴンセールされていた一枚千円の輸入CDを買っていました。今から思えば本家の許可は取ってあるのか?!と思ってしまう雑なイギリス国旗のジャケットのCD。一応中身は英国版のオリジナルアルバムと同じでした。とにかくそこからゆっくりと、青江少年はビートルズの世界へと足を踏み入れていったのです。

しかし、その輸入盤シリーズはなぜか9枚目「マジカルミステリーツアー」までしか見つけられませんでした。ちなみにこの「マジカル〜」はEPじゃなくて後の編集盤仕様。まあこれも別のお話。まあとにもかくにもその9枚が揃う頃には、初期の瑞々しさ荒々しさも、中期のなんだか大人っぽいモダンさも、後期の実験的な感じも、全部カッコ良いなあと思うようになってました。
先述した通り、集めていたCDはジャケが大雑把なイギリス国旗だったので、家にあるレコードジャケを青江鉄工所(爺ちゃんの会社)のコピー機で縮小コピーして入れたりしてました。
なので僕のハードデイズナイトのジャケは

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ではなく

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でしたが、これもまた別の話。
マジカルミステリーツアーのジャケも縮小コピーするかとレコード棚を漁っていて(今考えたら家に全部レコードあるからそれ聴いたら、と思います)一枚のレコードを発見
「おとん、これ聴いたことねえわ」
「なにっ!レットイットビーを聴いたことがねえじゃと?!」
そう。そのレコードこそが、今年50周年記念盤が(一年遅れで)発売され、映画「Get Back」とも深い関係を持つアルバム「Let It Be」だったのです。青江少年は固唾を飲みながら、オトンが針を落とすレコードを見つめていました。


おっと、打ち合わせ場所の最寄り駅に着きました。続きはまた明日。

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