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「優秀な産業医」とは

iCAREに入社し約2ヶ月、日々健康経営について学びながら
仕事をしています。
今回は、入社して驚くことはたくさんあったのですが、その中でも
一番驚いたことについて書きたいと思います。

初めて「産業医」の業務内容を知る

今までの勝手な思い込みをnoteに書くか、ちょっと迷いもありました。
でも、(産業保健知識がなかった)私と同じような思い込みを持っている
方が多くいるのではないかと思い、手を動かしています。

今まで私が解釈していた産業医

残業が多い仕事をしていた数年前に何度か産業医面談を受けたことが
ありました。
同僚に「産業医面談って何話すの?」とビビりながら聞くと、
「すぐ終わる」「大丈夫ですって答えればOK」と言われ
会議室に向かうと、初見の方(産業医)がにこやかに笑っている…

軽く挨拶を済ませたら、いきなり「残業が多いけれど大丈夫か」
のような質問があったので、「大丈夫です」と回答したら
「ほどほどにね」と言われ、少し雑談をして5分かからずに終わり。

同僚の言う通り、本当にすぐに終わりました。
残業が多いと産業医面談に引っかかる程度の知識と、
面談は自分から提起しなければ、すぐ終わるというイメージだけ。

「#リモラブ」というドラマを見て、大企業は産業医が常駐、
保健師もいるの?とびっくりしたり、常駐するといろいろな
仕事があるんだな、とは思いました。

でも産業医としての大桜美々先生というより、一人の女性として
見ていたので、産業医とは何かまで頭が回っていなかった
というのが正直なところです。

iCAREで産業医の仕事を理解

「産業医 はじめの一歩」を読んだり健康経営について学んだり
するにつれ、産業医は会社の成長に欠かせない存在とわかり
私の産業医に対するイメージが一変しました。

産業医としての義務やプラス@の業務が思ったより
たくさんあることに驚愕でした。
ただ単に興味がなかっただけではないような気が…

義務は簡単にまとめると
・健康診断結果の就業判定、フォロー
・メンタルヘルス対応(休職・復職者含む)
・高ストレス者・長時間労働者の面談(面接指導)
・職場巡視
・衛生委員会(安全衛生委員会)への参加
※一部努力義務を含む

でもiCAREが提案する「優秀な産業医」はこれだけではなかった…!

・衛生委員会のテーマ企画
・休職・復職や過重労働の規定作成
・管理職・新卒研修の実施
・人事課題への取り組み
・健康経営の推進
・両立支援の取り組み
・企業戦略に合わせた組織活性コンサルタント など

正直な感想を言うと、こんなスーパー産業医って…いるの?
確かに嘱託産業医の場合、時給何万というレベルと知って
ある程度は理解しました。でも医学知識だけでは到底
追いつかないスキルが必要なわけで。

今まで勤めた会社の産業医も、もしかしたら知らないところで
イロイロ動いていたのかな、失礼な思い違いをしていたのかな
と思い、友人に産業医って何してるか知ってる?と聞きました。
人事領域の友人がいない(笑)ため、会ったこともないという返答。

そこで産業保健の熟練者であるマネージャーに聞いたら、最低限の
業務にiCAREの提案する産業医の業務をこなしているのは
産業医全体の1%くらいとのこと。なるほど、それは私はもちろん
友人知人も出会ったことがないわけだ。

優秀な産業医を知って

いつか優秀な産業医さんにインタビューしてHPにアップしたいな、
陰からどのように仕事をしているのか見てみたいなと思いました。

分単位(秒単位?)で働いている産業医の時間を奪うことは
なかなか至難の業だな、ちょっと恐れ多いなと思ったり。

優秀な産業医の実態を知ってはじめは驚きましたが、すぐに
もっと優秀な産業医がたくさんいたらなと思いました。

メンタル不調者や休職・復職者対応で優秀な産業医が
人事と一緒に働きかけていたら――
前職の顧客(?)で休職後、復帰できず退職する方を数多く
見てきたため、産業医次第で休職者はもちろん、
復職できない方が減るんだなと――複雑な気分になりました。

2回目のnoteですが、思っていることを文字に起こすのは
やはり難解だと痛感しました。この記事を数ヶ月後、1年後
に見返すのが恐ろしいですが、今回はこのあたりで終わりにします。

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