自分で判断して取捨選択する

なんか途中まで逸れた話するかもだけど

ちゃんと着地するから読んでね笑


私のやってきたバスケは


中学の時はセンター(私)中心のバスケ
高校の時はセンター(私じゃない)中心のバスケ
大学の時はセンター(私)中心のバスケ
トヨタの前半はシューター中心のバスケ
トヨタの後半はシステムの全員バスケ
羽田の時は走るバスケ


いろんなバスケを経験してきました。
ディフェンスも、
コーチによって方針が全然違う。
ピックの守り方も
今パッと考えただけでも何種類もある。

チームの方針とはいえ、遂行するルールを初めはすぐに納得して
素直にプレーすることはできてなかった。



正直な話、全国制覇していた高校にいたから
その戦術が1番正しい
そう思って早稲田に入ってきたし、どんな時もそういう気持ちでプレーしてた。
早稲田卒業した後は、
全国制覇した早稲田のバスケが強い!と思っていたしね。
何年も信じてプレーを遂行している中で、結果が出ていたので(プレーが成功したり)いつしか、自分の中でこのバスケ、ディフェンスが正しい。と確信に変わっていました。だから、トヨタ入部当時は、ギャップに対応するって思ってるより難しくて、、、
なかなかトヨタのバスケは理解できなかったなぁ。

なんでセンターがスリー打つの?

これは私がトヨタのバスケに触れて初めに思ったこと。
高校でも大学でも センターはゴール下! で
ペイントから離れない という暗黙のルールがあったから。センターの仕事はスリーを打つことじゃない。と。

今じゃ当たり前だし、ポジションを広げていく事が求められてるけど。当時の私の考えはそうだったの。


私は頑固なところがあるから、すごく大袈裟に言うと、今までの常識を覆すバスケなんて本気で理解しようとしてなかったし、そんなバスケが通用するの?っていう疑いがあった。だから、やってても半信半疑だとプレーに迷いが出るから上手くいかなかった。


トヨタでは1年目実力不足でほとんど試合出れなかったんだけどね。その時の先輩の遂行力は半端なくて、ディフェンス引きつけてフリーにしたりとかすごく綺麗なバスケしてて、強くて。それみて信じて遂行してみようって思ったんだよね。


何がどんな結果をもたらしてくれるかなんて
本気で取り組んだ人にしかわからないものだと思う
結果は必ず後からついてくるものだからね。


全てが正解とは限らないよ、もちろん。
自チームの監督の言ってることだとしてもね。
けれど、過去の私と同じように
やらないうちに否定して取り組まないことは
選手としていい態度だとは思いません。

実は羽田のバスケも私はすぐに対応できなくて。
葛藤があった。(これはまた今度)
でも、チーム全員で信じてやり抜いたら
リーグ戦6位っていう(クォーターファイナル2戦目も数点差まで食い下がった)チーム最高の結果を得ることが出来た。



なんか、いつか有名なサッカー選手が言ってた言葉が、ずっと記憶にあるんだけど(中学生の時くらいに聞いたからうろ覚え)


監督が使いたくなる選手になるのも選手の仕事

みたいなニュアンスなんだけど。
正解かはわかんないけど。私はそうかもなぁって思ったの。
個人的に
人は変えられないけど自分は変えられる
って言葉が好きで。
自分が変わったりして、他が良くなるなら全然変われるの。
(あまりにも不利になるなら考えるけど笑)

変わるよりは対応するって思ってるんだけど。

全てが自分の思い通りになんて、いくわけないし。って。



自分の考えや、ルールももちろん大事で。
今までのバスケが崩されてしまう気がして、新しいことに取り組むことは簡単なことではないのは、私も経験があるし、わかります。
ですが、言われたこともやってみる、間違ってる、違う!と思ったことも、とりあえず一旦飲み込んで本気でやってみる。
やってみて気付くことや意外といいやん!って思うこともあると思うんです。実際あったしね。

その中でいいと思うことだけを自分に落とし込んで使えばいい。やってみてもダメじゃん!ってなったらきっとその時は、対応策が見えてくるはず。
全て鵜呑みにするのではなくて、聞いて、信じて、やってみてから、自分で考えて自分に必要なことだけを取り入れる。考えてバスケをする。私はそうやって沢山の人から教わって良い人の良い部分を吸い取ってきたし、これからも吸い取っていきたい。
沢山学んでいって欲しいなぁ。

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