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カラパルユキハル
2021年11月27日 20:51
最終列車時は冬、最終列車を乗り継いで 異郷の地へ辿り着く。気づくとそこは山のふもとであった。右側の山と左側の山が重なり合って、僕はそのかすかな隙間から下界を眺めていたようだ。街の夜景と夜空の星々。ともに光輝きながら、乱反射しているようだ。様々な思いをのせて……ふとその光がかすかな隙間を通り抜け僕の方へやってきた。どうやら見つかったらしい……カゲロウが僕を包んだ。そこには屋台が