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SQL_ステートメントとは(DDL, DML等) #334日目

SQL関連の単語を何となく流してしまっていたので、立ち止まって意味を整理しておきたいと思います。


ステートメントとは

Statementという言葉自体には「名詞、声明、申告、明文」という意味があります。ここからプログラムの世界では命令文全体を指す言葉として使われます。

SQLは「SELECT」「INSERT」「DELETE」などで1つのクエリを構築しますが、この構築された文の全体をステートメントと言います。

以下はMicrosoftのリファレンスからの引用です。

SQL ステートメントは作業のアトミック単位であり、完全に成功するか完全に失敗するかのどちらかです。 SQL ステートメントは、識別子、パラメーター、変数、名前、データ型、および正常にコンパイルされる SQL 予約語で構成された命令のセットです。 BeginTransaction コマンドによってトランザクションの開始が指定されない場合、Analysis Services によって SQL ステートメントに対する “暗黙の” トランザクションが作成されます。 Analysis Services は常に、ステートメントが成功した場合に暗黙のトランザクションをコミットし、コマンドが失敗した場合に暗黙のトランザクションをロールバックします。

ステートメントの種類

ステートメントはいくつかのグループに分かれています。

データ定義言語 (DDL: Data Definition Language)
データベース構造そのものの作成や変更に関わるステートメントです。以下のような命令文が該当します。

CREATE
ALTER
DROP
RENAME
UPDATE
STATISTICS
DISABLE TRIGGER
ENABLE TRIGGER

DDLの例

データ操作言語 (DML: Data Mnipulation Language)
DBに格納されるデータを挿入・更新・変更・削除するためのステートメントです。以下のような命令文が該当します。

SELECT
UPDATE
DELETE
INSERT
BULK INSERT
MERGE
TRUNCATE TABLE

DMLの例

バックアップと復元
バックアップの作成とそこからの復元手段を提供します。

権限ステートメント
認証全般をになっているステートメントです。

SETステートメント
セッション実行時の設定を処理する方法を指定します。


ここまでお読みいただきありがとうございました!


参考





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