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書いて理解するタイプと耳から聞いて理解するタイプーHBR論文より

HBRの論文を読んでいて印象的だったのが「読んで学ぶタイプと聞いて学ぶタイプの人間がいて、どっちタイプでもある人間はいない。無理に変える必要もない」的な内容の記述。(ドラッカーの論文『自己探求の時代』より)

私はまごうことなき書いて学ぶタイプで、インプットもアプトプットも一旦書き出すことをしないと血肉にならない。紙・デジタルともにメモだらけだし、話す前も一旦文章を頭の中で組み立てないといけない。だからこそ一般的には「走る」行為である「書く」行為がないと生きてけないのだけれど(「話す」行為は「歩く」行為のようなものだと、何かのライティング本で読んだ)。

話して学ぶ人・書いて学ぶ人・読んで学ぶ人・聞いて学ぶ人、それぞれの学び方ややりやすさがあると分かっておくことは、自分にも他者にもより的確なアプローチをするために必要な教養だと思う。
「この人は話して徐々に展開していくタイプだから問いを投げかけよう」とか「この人は文章あまり読んでくれないから話して伝えよう」とか。
話聞いてないなって人には喋らせて集中させるとか、読んだだけじゃ分からない学生にビジュアル的なものを用意するとか、まあ自然にやるアプローチだろうけど、双方の労力カットになるし、違うタイプでも自分のタイプに合った最短距離の出力方法を分かっておけばスムーズにストレスなく上手くいく、ということが分かっていることはだいじ。

そういう柔らかさの幅を増やそう。

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