【兎草子】mixi2リリースで、これまで利用したネットサービスを振り返る(24/12/17)
昨日12月16日からmixiが新た強いSNSサービス「mixi2」をリリースしました。
mixi、懐かしいですね。
あまりに懐かしいので、ユーザ登録してしまいました。といっても、今は完全招待制なので、誰かに入会リンクを送ってもらわないといけないのですが、そこはそれということで。
思えば、ネットサービスを利用し始めて35年くらいが経ちました。人生の半分以上はネットとともにあるという感じですね。
私のネットサービスの遍歴は、
NIFTY-Serve→mixi→ブログ/掲示板→Twitter→Facebook
という感じです。このほかにも、初期にはPeopleとか最近ではInstagramも使ったりしてますが。あっ、このnoteもありましたね笑
初期のパソコン通信サービスであるNIFTY-Serveでは、メールのほかにはフォーラムと呼ばれるコミュニティが活発でした。私もいくつかのフォーラムで活動し、そこから発展した今でも付き合いのある友人もたくさんいます。
なんというか、この頃のネットは、今の無秩序なインターネットの掲示板やSNSと違って、より現実社会的でした。違う言い方をすれば、管理された環境であったとも言えると思います。
通信インフラ、ネット環境がインターネットに移行したことにより、よりオープンなサービスを皆が利用できるようになり、地球上のすべての人とつながれるようになり便利になったのはよかったのですが、それは国や企業の管理が及ばない世界でもあり、次第に負の側面も大きくなってきたと思います。
進歩する技術には善悪の色はありません。良いことにも悪いことにも使えるということは、それを使う人間の器量と才覚が試されます。
匿名だったら何をしてもいいのか、刑法的な罪になるかどうかもありますが、人間として正しいか、倫理的にどうなのか、もっと多くの人が考えるべきではないかと思います。
インターネットでは全ての人が水平につながるという当初の思想は、ある意味性善説で成り立っていたのかもしれません。
すでに中国やロシア、北朝鮮といった独裁国家はネット管理を強化していて、インターネットという世界は分断されつつありますし、SNSサービスがあまりに野放図なままのため、欧州やオーストラリアといった先進国では若者向けや政治利用での管理が始まっています。
サービスを作って儲ける米国対それ以外の国という構図になっている気がするのは私だけでしょうか。
さて、始まったmixi2ですが、今どきリリースされたサービスにしては、特段の特長がない、機能もあまりない、見た目もちゃっちいという気がしました。
とりあえず、登録はしてみたものの、使うかどうかは微妙な感じです。