自分自身で「決める」ことの大切さ。

自己紹介は書いたものの、次はどうしよう…と考えていたのですが、わたしの大切にしたい価値観 ”自分で決める” ことについて書きたいと思います。ちょっと長いですが読んでもらえると嬉しいです。

きっかけは部活を「辞めない」決断をしたこと

今では考えられないくらいおっとりしていて、運動会ではいつもビリだったわたしがソフトテニスを始めたのは小学校3年生。
お下がりでもらったスコート(ユニフォームのスカート)が可愛くてテンションが上がったそうです。

小学校では上達するのがゆっくりだったのですが、センス抜群なペアに恵まれ順調なソフトテニス人生をスタートさせます。

しかし中学から辛い部活人生が始まります…
同じクラブチームのメンバーがこぞって私学に進学。わたしもつられるように進学したのですが、部活の同級生との関係性が悪くなっていきます。

きっかけは1年生で唯一レギュラーとして試合に連れて行ってもらったこと。しかも同級生に内緒で。まぁあれは監督のやり方もよくなかったよねと思いますが。

そうするとまぁ、そうなりますよね、いじめの対象に。
しかも小学校からずっと一緒にテニスをしていた仲間に。無視をされたりと本当に苦痛でした。


その時に初めてテニスを辞めようかと悩んだのですが、母親にこう言われました。
「そんなに辛かったら辞めてもいいんやで?自分の人生なんやから自分で決めなぁ。でも悔しくない?」と。

今思えばわたしの性格をよく知っている母親の手のひらで転がされていたのかもしれませんが、自分の意思で”続ける”ことを選びました。


今まで意地悪されても怒ることもせず、されるがままだったのですが、勇気を振り絞り少しの抵抗を見せます。ちょっとボールを地面に打ち付けただけですが(笑)、同級生は驚いていました。
結構辛い3年間だったので記憶がかなり薄くなっているのですが、そのシーンだけは鮮明に覚えています。

高校に入ってからも強豪校でレギュラー争いが激しく、関係性で苦しむことはあったのですが、ジュニアナショナルチームに選出されたりと全国で名前を知ってもらえるくらいには活躍ができました。

全てはあの時、自分で”続ける”ことを決めていなければ成し遂げられなかった未来でした。
自分で決断し、成果を残したことはわたしの成功体験となります。

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そして、明確に大切な価値観となる

大学での就職活動。
自己紹介でも書きましたが、舐めた就活をしていたのですが、周囲の意見に流されず就職先を決めます。

2008年の新卒入社なのですが、就活当時は景気が良く超売り手市場。
しかもある程度の大学の体育会キャプテン、全国でも成績上位ということで、同期には「絶対大手受けたら受かるから勿体無い!」と言われ続けたのですが(それはそれで舐めている笑)、大手を受けもせず大阪の不動産会社に入社。
親にも「大手の会社受けたら?」と言われたのですが、我が道を行きます。

そうしたらなんと、入社した直後にリーマンショック。不動産会社なのでその影響は大きく、ADR申請、民事再生と再建が難しくなり、入社3年で転職を余儀なくされます。

でも仕方ないんです。
だって自分でその会社に入ると決めたのですから。
「しゃーない。だって自分で決めたんやから」と転職活動をします。

この時に思ったのは「自分で決めておいてよかった」ということ。
誰かに言われて選択をしていたら、誰かのせいにしていたかもしれない。

この時に”自分で決める”ことが、明確にわたしの大切な価値観となりました。

そしてその後もわたしの人生の転機となることは続きます。
転職した先の同僚と結婚をして上京。しかし結婚生活は2年弱しか続きませんでした。ここはまた追々お話しするとして、結婚も離婚も自分で決めたので後悔はしていません。

・ ・ ・

誰かのせいにできてしまう状況にしてしまうと、人生の満足度は上がらないのではないかと思っています。自分でハンドルを握り、決断していくことが「自分の人生を生きる」ためには必要不可欠ではないかと。

わたしはまだまだ未熟なので、周りの方の意見やアドバイスも柔軟に取り入れていくことは必要だと思っています、ただこれからも最後の決断は自分自身でしていく人生を歩んでいきたいなと思っています。

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