「お帰りランド、悪くないね」と思った人に教えたい土地
「お帰りランドって実は弱くないよ」というNoteが先月出ていました。
このNoteを読んで「お帰りランド、悪くないね」と思った人にぜひ知ってほしいカードがあります。それが「棲み家」です。
棲み家ってなんぞ
《次元の結節点》の注釈文に突然現れた謎の土地タイプとして有名ですね。
土地タイプの棲み家がタイプ欄に印刷されているカードは6種。統率者戦で使用可能なカードに限れば5種存在します。今回紹介するのはその5種の方です。
統率者戦で使える棲み家
《トリーヴァの廃墟》、《ドロマーの洞窟》、《クローシスの地下墓地》、《デアリガズのカルデラ》、《リースの木立ち》の5種です。サイクルになっているので代表して《トリーヴァの廃墟》のテキストを引用します。
ということで、棲み家もお帰りランド同様に土地を手札に戻すことができます。
お帰りランドと棲み家の比較
土地を手札に戻す必要があるところは同じですが他は結構違いがあります。
三色地形である
お帰りランドが二色地形であることに対して、棲み家は弧の三色です。これはメリットにもデメリットにもなります。固有色に弧の三色を含む統率者でしか使えません。
1マナしか出ない
アンタップ手段による悪用ができない他にも、普通に出しているとマナが伸びません。
「じゃあ弱いのでは?」となりますが、もう少しお付き合いください。
アンタップ状態で戦場に出る
非常に重要なメリットです。最終的なマナは伸びませんが、出したターンに使えるマナはお帰りランドよりも多くなります。片面が呪文である土地を戻してすぐに唱えたい場合にはとても便利です。
また、土地をプレイしても良い枚数が増えている状態では、土地二枚から3マナが発生します。上陸回数を稼ぎたいデッキなら、土地をプレイしても良い枚数を増やすカードも入っているはずなので活用できるはずです。
土地を戻さない選択肢がある
土地を戻すのは任意なので戻さないことも可能です。その場合には棲み家が生け贄になります。アンタップ状態で戦場に出るので生け贄にする前にマナを出すこともでき、《水蓮の花びら》のように使うこともできます。
まとめ
お帰りランドはアンタップ手段がなければ土地を戻すだけになりがちですが、将来的なマナの量を増やすことに貢献します。
対する棲み家は将来的なマナの量は減りますが、出して土地を戻したターンに柔軟に動くことが可能で、場合によっては瞬間的なマナの量も増えます。
共通して土地一枚に数えると大変なことが起きる可能性があります。気を付けましょう。
目的に合わせてよりよい方をお選びください。
オマケ
《トリーヴァの廃墟》だけmtgwikiに詳細なストーリーが載っています。そうだったのか……!
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