見出し画像

日記_50

イベントごとは美味しいものを食べにいくきっかけになるから好きだ。
我が家は圧倒的に夫の方が飲食店に詳しいので、外食する時は変に自分で予約しようとしない方がいい。

今日は外苑前までシチリア料理を食べに行った。
カウンター席とテーブル席3つのこじんまりとしたお店で、入り口を開けた瞬間から絶対に美味しい予感。厨房を見て「ぴっかぴかだね」と夫が言う。

夫とは10年間いろんな飲食店に行ったけど、最近は一周回ってイタリアンが一番ワクワクする。
今回も素晴らしいお店だった。食べれば食べるほどお腹が空いてくる気がする。サラミとマッシュルームのショートパスタが香りも味もドストライクでお皿からなくなるのが哀しかったし、美味しいワインを飲んで家に常備したくなった。

Googleマップで検索すると、徒歩数分のところにちょっと変わった本屋があるらしい。夫と別れ、1人で寄り道することにした。

この本屋さんは精神世界・スピリチュアルを軸に選書されているらしい。どんな仕事の人もある一定のレベルを超えると精神的な概念に行き着いている気がして、ここ数年とても興味がある分野。ちなみに私は占いやパワーストーンも好き。

見えない力や精神世界があるのかどうかは分からないけど、個人的には信じているし、そういうものに頼った方が前に進むことってある気がする。

あたたかい空気と穏やかなBGMが流れる螺旋階段を降りて、1時間ほど棚を眺めた。
選書のバランス感覚の良さと言うか、現実世界との交わらせ方が圧巻。仕事、暮らし、食べ物、身体など、生きることの抽象度を上げると精神性に辿り着くのかな。より良く生きるためのスピリチュアル、という感じ。

知っている本もそこそこあったけど、いつもと違うタグがついた感じがしたのが新鮮。SPECTATORを2冊と、巫者のいる日常という本を購入した。

レジで選書のおもしろさに興奮したことをスタッフさんに伝えると、もう30年この軸でやっているそう。すごい。占い師の友人におもしろい本屋を見つけた、とメッセージを送った。彼女もきっと気に入ると思うから、行ってみてくれるといいな。

今日買った本

いただいたサポートは、うちの猫(2匹)のちゃおちゅーる献上資金としてありがたく使わせていただきます!