日記_104

宿泊場所は隅々まで歓迎されている空気が流れていてゆっくり眠れた。早めに起きて洗濯物を回し、身支度を整えてカフェのある2階におりた。

旅行は嫌いじゃないけどハマりきらないというか、観光はあまり興味がないし、グルメは好きだけどメディアで取り上げられる名物ばかり食べるのもなんだかなあと、これまでちょうど良い切り口がみつかっていなかった。

ただ今回は友人の経営する宿で、友人のガイド(ガイドの仕事もしている)で街を巡るという初めてのパターン。あーもう私が一番楽しい旅はこれですわ。観光でも友人の家に泊まるでもなく、そこに「住んで働く」友人についてきてもらって土地にダイブするのが楽しいんだ。さて他の土地でこれを再現できる場所があるだろうか。彼らがすごくおもてなし上手だからというのもかなり大きいけど、長崎はまた必ずこようと思える街になった。

午前中は溜まっていたメッセージを返したりゆるく仕事を進めた。スタッフさんとよりよりの味の違いを話したり、焼きたてのマフィンを眺めたり、丁寧に作られたスープとサンドイッチ(パンは近くの福祉工房の雑穀パンを使っている)に舌鼓を打ったり、穏やかな気持ちで働く。心が潤った。

お昼は近隣サラリーマンの憩いの場だという喫茶店にトルコライスを食べに行った。味がついているご飯にカツとケチャップスパゲティが乗っててカレーがかかっている大人様ランチ。1,100円でサラダと飲み物、チーズケーキまで付いてきてお得だ。チャキチャキしたマダムの接客に癒される。最近はカフェよりも昔から愛されている小慣れた喫茶店の方が好き。

午後は4時間ぶっ通しでコーチングのセミナー。簡単に振り返ると自分のできなさに半分絶望、半分ワクワク。もう全然ついていけてなくて笑える。今日は自分の悪いところが前面に出ていて(特に自己保身で余計なことを喋ってしまうところ)恥ずかしかった。でも、こういう気持ちになるのを切望していたからうれしい。とりあえず明日まではイベントに集中して、週明けからゴール設定を考え直そう。ちゃんと次回までにやり切る。

夜は長崎への前泊組と合流みんながリアルで集まってるのが夢みたい。こんなに九州に友達ができるなんて思わなかったなあ。お誘いを迷わず受けて良かった。明日は雲仙に移動してクライマックスシリーズ。兎にも角にも安全運転。