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日記_193

インテリアショップで働いていた頃の先輩・同期と再会。みんな当時の印象と全然変わっていなくて、元気な人たちと働いていたんだなあとうれしい気持ちになった。

全員同じ店舗で働いていたから、それぞれの記憶が合体して当時の空間がどんどん鮮明になる。メディアに取り上げられて在庫の確保が大変だった商品やまだ整っていなかったシステム、独特な文化、大変だったけど笑い話に変わったエピソードやらで涙が出るほど笑った。

必死に働いたことだけは覚えていたけど、改めて思い返すとなかなかハードな環境で、やっぱり今の体力はここで身についたんだと再認識した。大きな会社で働いているつもりだったけど、「ど」がつくベンチャーだったんだな。今はだいぶ社内の雰囲気も変わっているようで、会社って生き物なんだなあと感じる。

いつまでも先輩は先輩で、ポンコツの自分で許される雰囲気が心地よかった。きてくれた2人は危なっかしく接客していた自分をすごくサポートしてくれた人たちで、今も自然と甘えてしまえるのがうれしい。

今の自分があの職場に戻ったら、もっと店長らしいことができるだろうか。シフトや仕入れ、売り場づくりももっとあのブランドらしく、もっとみんなが楽しく働ける環境が作れるだろうか。カムバックすることはないと思うけど、数日のヘルプなら入ってみたいなあと思った。そういう仕組みがあったら楽しいのにな。

思い出を語る時間は複数人でタイムスリップしているんだと思う。狭い事務所やラッピング台、売り場に立っているときのにおいや温度が蘇ってきたから。思い出話が楽しいのはみんなで過去の空間を旅できるからなのかもしれない。

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