見出し画像

日記_6

メンタリングの仕事。今日の子は7回目。
やりたい方向は見えているけど、自分と人の間に壁が一枚ある子だった。
コミュニケーションスタイルや描いている未来像は人に囲まれているはずなのに、こっちが踏み込まないと言葉が溢れてこない感覚。ガラスの入れ物に入っていて、ちょっと窮屈そうな印象だった。

先週のイベントに向けて、ここ数回はとにかく頭の中に詰まっているものを出すようにした。
問いだけ投げ掛ければ自分の頭で考えられる子だから。

私がどれだけ役に立てたのかはわからないけど、それでも少しずつ錆びた部分に油が回ってきて、どうやらイベントは大成功だったようだ。

今日は話したいことがとにかくいっぱいあったようで、実りの秋、という感じがした。特に自分で目標の取捨選択ができていたこと、これからの野望を自分の言葉で話している姿に感動した。自分で人生を動かしたんだね。ここから楽しくなるよ。

私に似ているところがあるから、扉を開きやすいタイプだったかもしれない。これがもっとタスク重視の人ならどんな言葉をかけたらよかったんだろう。

動くと思っていなかったものが動くと、驚きと喜びが大きい。コーチングを学んだらその勘所が掴めるんだろうか。
年明けに実際にコーチングを受けてみて、来年はスクールに通うことを検討している。

私に足りないのは満たされた/整理された人を思ってもみないところに連れて行く乗り物だ。細かなテクニックやスキル指導は自分じゃなくていい。地図を広げて、助手席に座っていたい。

言い訳はポジティブにもネガティブにも使えるものだ。
せっかくなら何かをやるための言い訳を使っていたい。そこに余地は生まれるはずだ。

いただいたサポートは、うちの猫(2匹)のちゃおちゅーる献上資金としてありがたく使わせていただきます!