遅咲きの歯列矯正始めました
30代も後半になってきた今、歯列矯正を始めてみました。
昔から自分の歯並びが気になっていたものの矯正器具をつけてまで直すという選択肢がなく、まぁこのまま一生終わるものだと思っていたのですが、コロナ禍で在宅勤務となりオンラインミーティングに明け暮れていたある日、ふと自分の歯並びが目に入り、そこからめちゃくちゃ気になるようになりました。
普段自分が話している時の顔を見る機会というのはあまりないので気になりませんでしたが、相手からはこう見えていたのかと思うと、これは遅咲きでも矯正しても良いのではという気持ちになりました。
さらに人生100年時代、70歳まで働くと考えるとまだまだ遅すぎる投資ではないという結論になりました。
歯科医選び
やろうと決めてからはさっそくweb検索する日々で、皆さん聞いたことがあるであろう「キレ〇ライン」を見てこれでいいかなーなんて思っていたのですが、調べてみると多くの歯科医が導入を勧めていないことが分かりこれはやめておこうと。
結局駅前にあるめちゃくちゃオシャレな歯医者で話を聞き、シミュレーションしてもらい、あれよあれよという間に契約するという形になりました。
この歯医者では「見た目の綺麗さだけではなく咬み合わせがきちんと治るか」を重視する方針とのことで、それがキレ〇ラインとの品質差であり価格差になっているということでした。
気になる期間とお値段
私の場合、最も早い場合で
矯正:6ヶ月
保定:12ヶ月(矯正の倍)
とのことでした。
この保定期間について私は知らなかったのですが、通常矯正の2倍の期間をかけて歯が戻らないようにマウスピースをし続けるそうです。
上記が最短の場合とのことで、現実的に可能性が高いのは
矯正:9ヶ月
保定:18ヶ月
とのこと。計2年3ヶ月。
これけっこう鬱案件じゃないですか?
私的には「なげぇ」が正直な感想です。
そして価格は90万円+毎月の診察5千円。
私的には「たけぇ」が正直な感想です。
それでもこの先の人生の長さ、自分のやりたいこと、健康への投資などなどを考えてこのタイミングで実施することを決めました。
マウスピース初日
実は契約したのは5月末だったのですがマウスピースが届いたのは6月末。約1ヶ月ほどのリードタイムがあります。コロナの影響でこの時間も少し延びたりするようなので、検討している方はこれも頭に入れておくと良いかもしれません。
いよいよ貰ったマウスピースをはめてみたのですが
「え、痛すぎでは?」
マウスピース矯正ってなんとなく痛みもなく、見た目も目立たずにゆるやかに治すイメージがあったのですがしっかり痛かったです。
そりゃ30年その場所その形で鎮座していた歯を動かすのだから痛いに決まってるよなと思い直すも、なかなかの痛さとむずがゆさに断念しそうになりました。
歯科医が「最初に契約金一括で払ったのに途中で辞めちゃう人がいますよ」って話していた時「そんな愚か者おるんか!」って思ったけど、その愚か者サイドにダッシュで走っていってしまいそうになるくらい口の中の不快感がハンパなかったです。
マウスピース2日目
ご飯の時以外はつけているのでもちろんマウスピースを着用したまま起床。
なんとなく昨日よりは痛みが減っているような・・・?
いや、でも痛いわ。
朝食のタイミングで11時間ぶりにはずしたのですが、はずした後の歯がジンジンしている!歯と歯で食べ物を嚙んだ時も、あの肘をぶつけてジーンとしているような感じでなんか違和感。
改めてちゃんと矯正されているんだなと感じた瞬間。
昨日よりは慣れたけど痛みや違和感がないわけではなく、ただ耐えられないほどではない。
例えるなら「我は神より試練を与えられた選ばれし兵士、エルバフの名のもとに屈強な兵士への道を歩むのである」みたいな気持ちになると耐えられる感じです。
とにかく口の中はめちゃくちゃ不快感だし、食べる時ははずして歯を磨いて即装着という不自由な生活ですが、綺麗な歯並びになる日を夢見て頑張ってみます。
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