【小ネタ】伊根湾の舟屋
先日天橋立に行った際に、伊根まで足を伸ばしてみました。
ネットで調べて、「へー舟屋ってのが有名なんだ」程度で、軽い興味で行ってみました。天橋立からバスで約1時間程度、そこそこあるやんなあ、と思いながら到着。
へー、たしかに写真で見たとおり、三角屋根の小さい家が海ギリギリに立っていて、まるで家々が海に浮かんで見えるような面白い町並みだなと。
とはいえ、実家が運河沿いだったこともあり、これ自体は正直へえ〜程度でした。
その後海上タクシーなる、地元の方がガイド付きで案内してくれるツアーに参加。25分程度のツアーでした。伊根湾内を舟屋見ながらめぐる簡単なツアーです。ただ、個人的にはとても楽しかった。
船長さんが、なぜ舟屋ができたかを説明してくれたのです。
全然意識向かなかったのですが、よく考えればこんなに海沿いに立てたら高潮とか津波とかどうすんやろ、と。ネットで見ても実際に見ても「へー珍しいな」しか思わなかったのですが、聞いたらたしかに!と。
こんなに海ギリギリに家を建てられる理由は大きく3点あるそうです。
1.伊根湾は日本海(北側)に開いておらず内側(南側)に開いている。
2.高い山に囲まれていて、強い風が拭きづらい
3.青島という湾内の島が防波堤代わりになっている
これらの理由から、塩の満ち引きによる海面の最大差が80センチくらいでとても少ないと。
なるほど。そういうことだったのね。
当たり前のように景色として観光してましたが、こういう地理的要因によってこういう建築物が生まれたのかと、とても勉強になりました。
いやいや、景色楽しめよと笑
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