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留置所日記

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逮捕されてしまった誰かが、塀の中でひたすらに書き続けた日記。 どんな気持ちで過ごしたのだろうか。 何を考えていたのだろうか。
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#小説

留置所日記 2020/6/1

朝6:30起床。眠れていない。 洗面→運動(爪切り・ブラシ)→少年室から一般室に移動。番号が…

紅月 妖狐
3年前
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留置所日記2020/6/2(1)

筋トレで筋肉痛。全身が痛い。 昨日、警察署のじいちゃんが「日本人は黒髪だろう」とか「そん…

紅月 妖狐
3年前
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留置所日記 2020/6/2(3)

部屋の畳は畳のフリをしたゴム?の様な何か。い草ではない。色は緑でい草っぽくざらざらしてい…

紅月 妖狐
3年前
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留置所日記 2020/6/3

おはよ。クソネミ。力が入らない。頭が痛い。腹が気持ち悪い。 気づいたら寝ていたようだ。調…

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紅月 妖狐
3年前
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留置所日記6/4

朝から病院に行った。とても素敵な先生だった、ひとりひとりの話をしっかり聞いて、薬を出すだ…

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紅月 妖狐
3年前
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留置所日記6/5

検察庁事情聴取。事実確認。LINEの写真データを見せられた。 認めざるを得ない事実に関しては…

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紅月 妖狐
3年前
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留置所日記2020/6/6(1)

おはよう。 夜ブロナンセリンは飲んでみて、やはり少し眠ってしまった。 ただまぁ、やることがないし、一日の終わりだしというのもあるだろう。 今朝も飲んでいない。 拘留の延長は、自分が過去の他人とのやりとりについて黙秘しているからでは、と推測する。 最短で外に出られないのであれば、正直いろんなことがもうどうでも良い。 接見禁止の解除については、看守に聞いてみたがまだわからないそう。 ここに来るまでに在籍していたバイト先で今後働く理由がなくなった。 次はどこに住むのがベストだ

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