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11/3-11/6 第6回目 郡山POP UPを終えて

11/1から11/7の郡山出張。

東京に帰ってきました。


もはや帰省する感覚になっている郡山。

包み隠さず言うと、仕事の中で一番楽しく、やり甲斐を感じられるのが、この郡山ガレージセールです。

毎度お馴染みですが、郡山出張を終えると色々な感情が交錯して、とにかく言葉にして吐き出さないと整理がつかない。

それくらい、いつも心を揺さぶられる街です。

ゆっくりとお酒を飲みながら、このPOP UP期間での出来事を思い返しながら書いていこうと思います。



(以前書いた記事と併せて読んでもらえると嬉しいです)


今回の出張が特別だった理由

まず、今回の郡山のガレージセールは特別でした。

というのも、郡山出張チームの1人である後輩の退社が11/15に決定しているから、必然的に今回がいつものメンバーで行う最後の郡山になる。

もう一つは、従来の区画より広い面積となる、新しい区画での開催だったこと。

約40坪。前回まで28坪。


責任者である僕は、当然売り上げによる結果を出さないといけない立場。

上記の2つの条件から、かなり気合が入っていたし、後輩のためにも、郡山のお客さんのためにも、会社のためにも、なんとしても良い開催にしたいと思っていました。


事前準備

前回の8月末の開催後に、次の日程も早めに決めていたので、とにかくやりやすかった。

常々言っている、"服だけではなく人を売る" という僕の方針から、郡山はいつも同じチームメンバーにしていて、今回は1ヶ月半前から日程を公開し、2週間前にいつものメンバーが行くことを強調して告知しました。

いいねと保存数、リーチ数などのリアクション数が、歴代で1位の数値を叩き出し、かなりの手応えを感じることが出来たので、そこからの準備には相当気合が入りました。笑

新しい区画になるということは、8月開催のときから担当者の方に聞いていたので、売り場だけは事前に見ることが出来ていました。
なんとなくの規模感も掴めたし、什器の位置は決めやすかった。


社長と2人で値付けをしている段階で、商品のクオリティの高さが分かったので、とにかく自信満々で告知が出来たのは良かったです。

結果

単刀直入に言うと、4日間でいうとガレージセール史上最高の売り上げでした。

初日から大盛況で、特に2日目なんて平日なのにかなり多くの人が来てくれました。

これは、みなさんがインスタや学校でシェアしてくれたおかげでしかないです。

仲良しのいつものメンバーも沢山来てくれたし、全日来てくれた人もかなり多かった。


印象的だったのは、会場が、古着好きの人達の社交場のようになっていたこと。

僕達にとって仲良しのお客さん達が、その場で仲良くなっていたり、話しているのを見てとても嬉しかった。

ただ服を買って楽しむのではなくて、繋がりを深めたり、新しい出逢いを手にして帰ってくれた方が多かったんじゃないかなと思います。


僕も今回は沢山の出逢いがあり、新しい繋がりが出来たことをとても嬉しく思ってます!



郡山のみんなへ


じれったくなってきたので、ここからは郡山のみんなにだけ向けて書きます。
むしろここから読んで欲しい。


まず、今回のガレージセールに来てくれたみんな。今回来れなかったけど僕達を見守ってくれているみんな。
本当にいつもありがとうございます。


僕達は有名人でもないし、ただの古着屋の店員なだけなのに、毎回会いに来てくれるみんながいてとても幸せです。

みんながいるから、この郡山ガレージセールは成り立っていて、忙しいながらも楽しむことが出来ています。



高円寺では、僕はマネージャーという立場にいて、店舗には在中しない裏方の仕事が多いのですが、元々は6年間販売員として毎日店頭に立っていました。

僕自身、人が好きで、人との出逢いだったり、人の近況を聞いたり、好きな物を分かち合う瞬間だったり、とにかく人との繋がりを大切にしているタイプの人間だと思っています。

郡山に行くときは、昔現場に居たワクワク感を味わえるのを楽しみにしていて、自分自身が輝ける貴重な場だと思っていたりします。



僕は34歳なので、当然みんなとは歳がかけ離れているし、更に人見知りでシャイなので、他のチームメンバーよりもお客さんと仲良くなるのが遅かったり、あんまり話しかけられないことがあったりします。


今回は、学校のこと、プライベートのことなど、沢山の人と話が出来たし、みんなとしっかりコミュニケーションを取ることが出来た4日間でした。


今まではレジにこもってばっかりだったけど、みんなと話す機会を与えてくれたチームメンバーにも感謝しています。




以前から何度も来てくれているみんなの中でも、郡山で顔を合わせる度に親しくなっていく過程もすごく良い時間だなと思っていて、今回もグッと距離が近づいた方が多数います。

写真撮りましょうと言ってくれたり、親分って呼んでくれるようになったり、東京遊びに行きますって言ってくれたり。

みんなとここまで結びつきを感じられたのは、個人的に今回が一番強かったかもしれない。

4日間の開催の中で、2日以上来てくれた方が多くて、3日、全日来てくれた方も多かった。

お土産や差し入れも沢山頂いて、すごく嬉しかったです。



こんなに会いに来てくれる人達がいて、販売員としてこれ以上嬉しいことはないし、毎回みんなの温かさを感じます。

死ぬほど疲れたけど、死ぬほど楽しかった。
すんごい笑ったし、充実しすぎてほんと一瞬でした。
この言葉しか出てこないけど、
本当にみんなありがとう。






今回、郡山ガレージセールを通じて、コミュニケーションを取り合うことの大切さを改めて学べた気がする。

将来、自分はファッションを通じてどのようなことをやっていくべきなのか、ヒントをもらえたと思っています。

そして、もう一つ感じたこと。
みんな、服を買いに来ることが1番の目的ではなく、楽しむために来ていたんじゃないかな。

それは、僕達と話すことかもしれないし、色んな人と出逢うことかもしれないし、お洒落な人を見つけたいということかもしれない。

買い物って、ただ服を買うだけじゃなくて、本質はそこなんだろうなと思いました。


逆に僕達も、売上を取ることが1番の目的ではなく、みんなに会いに来ているという方が強くて、それが結果に繋がったことからも色々なことが分かる。

郡山のガレージセールは、ただ楽しいだけじゃなくて、みんなからしっかり学ばせてもらっています。


今は、会社の仕事の一環として郡山に行っているわけですが、もしかしたらガレージセールとして行けなくなる時が来るかもしれないし、ガレージセールに来れなくなる人も出てくると思います。

僕は、郡山を、郡山のみんなを好きな事に変わりはないし、いずれにせよ違った形で僕は行き続けるんだろうなと思います。

そして、出会ったみんなとの縁を大切にしていきます。




いつもお世話になってるみんな。

今回出会ったみんな。

まだ話せてないけどガレージセールに来てくれてるみんな。

次回も最高の開催にしましょう!!




(集合写真、持ってるのこれだけやけど、他に一緒に撮ったみんなありがとう!)


そして最後にサプライズで、優くんへ


君がいたからこのガレージセールはここまでやってこれた。

初回から一緒にやってきた唯一のメンバーとして、全6回共にしてきた俺達。


毎回移動中のトラックでふざけたことを言い合ったり、海鮮丼食べたり、あさり汁おかわりしたり、真夜中に駅の通路で猛ダッシュしたり、夜中にホテルでしりとりしたり、盛大にカラオケではしゃいだり、感染流行中はお客さんが来なくて悲しんだり、体力的に厳しくて鬱になりそうだったり、佐野SAでは腹が捩れるほど2人で大爆笑したり、はまぐりラーメンで感動したり、色んなことがありましたね。

最後となる今回、最高の郡山になったのはもちろん優くんが居たからだと思う。

みんな来てくれたし、沢山写真で思い出を残せたし、君自身の力で、最高の締め括りが出来ましたね。


5年の付き合いの中で、直属の部下としてこれまでに沢山厳しくしてきたし、反面プライベートでは沢山酒を飲んできたし、買い付け中の辛い時も2人で傷を舐め合ってきたし、ほんと腐れ縁だなと。笑

今回の郡山の思い出を、Slat最後の記憶の1つとして残せてもらえると良いなと思う。

かいせいくんや、かけるのように、優くんから古着、ファッションの楽しさを教わり、人生の楽しみを感じている人が居るように、君には人の人生を変える力がある。

欠点も沢山あるけど、人柄で優くんの右に出る人はなかなかいないと思うし、だからこそこの郡山で輝ける人だったんじゃないかと思います。

最終日、かいせいくんのお母さんが泣いた時、我慢できず号泣していた姿は感動的でした。

初めて優くんの泣き顔を見たのは、自分自身の過ちによる物だったけど、今回の泣き顔は素敵だったよ。
実はあの時ちょっともらい泣きした。


退職することを聞いた時は、もちろん残念だなと思ったけど、長い人生でその選択は間違いではないと思うから何も言わなかった。

ただ、Slatを辞めて後悔することは絶対にしてほしくないから、新天地では必ず何かを掴みとってほしい。 

退職日はまだ先だし、それまでもその後にも会うのは間違い無いけど、1回先に泣かせておこうかなと。笑 

泣いたら連絡してください!

残り数日、良い思い出作ろうぜ!

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