2022/01/05

仕事初めだった。初日は出るように！というお達しがあったので、しぶしぶ出社した。打ち合わせも少なくて、ぼんやりする時間があった。絶賛生理中だし、年始初日はこんな感じでいいでしょう。

夜ご飯は、チキンカレー。このチキンはコストコのロティサリーチキンをの胸肉を冷凍して保存していたもの。冷凍庫が少しすっきりした。会社に行く前に、ホットクックで予約調理しておいたので帰宅後すぐ食べられる。ホットクックは働く人の味方。新三種の神器の4番目にいれてあげてもいいのでは。ルンバ、食洗機、洗濯乾燥機、ホットクック。ちなみに、カレーは、子がいるので甘口で作って、大人は辛さ自在という神スパイスを使っている。以前は鍋を分けたりしてたけど、とにかくめんどうなので。おすすめ。

カレープラス　辛さ自在

#今日のエンタメ

『χの悲劇　Ｔｈｅ　Ｔｒａｇｅｄｙ　ｏｆ　χ』（森　博嗣）：講談社文庫　製品詳細　講談社BOOK倶楽部

今日のエンタメと言いつつ昨日の夜に寝かしつけをしてから読み始め、そのまま読み切ってしまった本。そして、早速夜12時過ぎまで起きていた。面白すぎたから仕方ないね。とにかく最後が衝撃的過ぎて、学生の頃にVシリーズの時系列に気が付いたときを思い出してしまった。あのときも全身がゾゾゾとして、興奮でしばらく寝付けなかった。100年シリーズとWシリーズも途中まで読んでいたのもあって、冒頭からこれは時代が少し進んでいて未来が描かれているという感覚はあった。あの世界につながっているなと。ただ、本当に最後の最後は全く予想もしていない結末だった。

途中、島田さんが、真賀田博士のことを枝と木と森に例えて描写するシーンがある。読み終わったあと、分かる感覚だなと思った。私はそもそも島田さんのように天才ではないけれどね。これまでの全てのストーリィが枝であり、私には全貌は全く見えていない。そして一連の著作で描かれている思想、思考、世界から、どんどんと自分が置いていかれている。もはやもう追いつくことはできない、と。

チェンソーマンを大絶賛した直後だけれど、今年一番はこの本かもしれない。ψの悲劇も読み始めたから近いうちにまたここに登場する予定。このGシリーズが終わるまでは死ねない。すごいスピードで新刊が出ているWシリーズ、ＷＷシリーズも。全貌が分からなくとも、追いつくことはできなくても、読みたいと思えるうちは読んでいこう。