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60%くらい本気で、Tiny Houseを建てて住みたいと思っている

最近、結構本気で理想のTiny House(タイニーハウス)をどうすれば建てられるか妄想したり調べたりしているので、せっかくなのでnoteに調べたことなどを残していこうかなーと思います。

そもそもタイニーハウスとは

全米で大人気かつNetflixでも関連した番組があるので日本でも知っている人は多いと思いますが、そもそもタイニーハウスとはこういうやつです↓

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(Photo from Hauslein.com.au)

ただのTinyな家というだけでなく、
・トレーラー(牽引台車)の上に乗っている
・トラックなどで牽引して運べるサイズや重さ
・基本的には「住む」目的
(商業利用でなく、実際に住んでいる)

これらがTiny Houseと呼ばれ、このような家を建てる人たちが世界中で増えています。アメリカでは2019年時点で1万件ものTiny Houseが建てられているとか。

なぜTiny Houseに恋をしたか

いつか自分の家を建てたいなぁと漠然とした夢を子供の頃から持っていましたが、数年前にYoutubeでTiny Houseを見たときに「ああ、私が住みたいのはこれだ!」とビビッと恋に落ちたのです。恋するのに理由はいらないけれど、数年経っても冷めないその情熱を言語化してみました・・・

1. 「土地と家を分けて考える」という衝撃
私はいま海外(台北)で仕事をしていますが、常に「大自然の中で人里離れて生きていきたい欲」を持って生きてきました。そのきっかけは中学生の頃にハマった星野道夫さんのアラスカの物語なのか、ガチなワンダーフォーゲル部だった父親の刷り込みなのか・・・。でも同時に、仕事では海外を行き来するいわゆるグローバルなキャリア志向を持ってしまい、今の仕事に至っています。自然と共にある生活環境に惹かれながらも、土地に留まる=固定されることがしっくりこないのです。Tiny Houseを知ったとき、私は田舎に住むことがしっくりこないのではなく、この図の「赤い部分」が好きではない、と気づいたのです。

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この家と土地が密着して離れない感じが・・・好きになれない。一方のTiny Houseの軽やかさよ!べつに生涯ノマドにキャンピングカーで旅しながら生きていきたいわけじゃないんです。どちらかというと、自然に近い田舎でしっぽり落ち着きたい。でも、人生の中で家はとても大切だからこそ、その愛する家がその土地でしか生きていけないのが理不尽に感じるのです。

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家が私の人生についてきてくれる。そう、こうあってほしい!
  (Photo from Hauslein.com.au)

2.  人生に「もしも・・・」が多い人ほど、家は買えない
結婚したり子供が生まれれば、家を買う。それが世間の常識なのは、人生のライフイベントに未定の項目が多い人は、家という大きな買い物をするリスクが高いからです。もし結婚したら、この街を離れるかも。もし子供が生まれたらもっと広いスペースが必要になるかも。家を持つことに興味があっても「もしも」を考え始めたら、その夢はしぼんでいく・・・。もう2020年なのに、家の選択肢はいまだに人生の多様性に優しくない!アメリカではいろんな理由でTiny House を建てる人たちがいます。街中の家賃が高いから、アメリカ中を旅したいから、大自然の中でOff glid生活したいから、アーリー・リタイヤしたいから etc....  Tiny houseは色々な目的とライフステージを受けていれる「寛容さ」があるところが素晴らしい。もしも引っ越したら?一緒に移動すればいい。もしも結婚して手狭になったら?Airbnbで貸せばいい。小さいからこそ、その可能性は無限大。

60%くらい本気は、どれくらいマジ?

なぜ100%じゃなく、低いか高いかわからない60%なのかというと。私は「ただ移動できる家」に住みたいのではなくあくまで「理想の家」を建てたいのです。そしてそこが結構な壁で。Tiny house Movement の最先端を行くアメリカは、設計や建て方のたくさんの選択肢、自由度、法律の整備、そしてTiny house Communityが育っていて社会的な受容度もあります。どこまでそれが日本でできるのか?が、私にはまだ未知数です。もし、色々な制限があり、住みたくもない家になるなら本末転倒なので、他の方法を考えます。デザインに関わってきたので、そこそこ好みがうるさい自覚もあるし・・・絵は下手だけど・・・

ということで、私の長いか短いかわからない Tiny house Journeyの記録をここに残して行くつもりです。

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