保有株を全部売却した
ここのところ株式市場の動向がかなり怪しくなっていて、ボラが大きくなり、乱高下を繰り返しつつも、基本的には下に向かって動いている。
これが暴落につながるのかはわからないが、アメリカでは金利の上昇が始まっており、緩和政策は終わりを迎えることになるようだ。
今のところ、まだ実体経済が悪化するところにまではいっていないようだけど、インフレがだいぶ進んでいるし、株価にとって、決してよい環境にあるとは言えない。
そもそもが、インデックス投資ブームや、ハイテク株の人気によって、過剰なまでの水準に株価が押し上げられていた。
なのでいったん不調におちいると、かなりの勢いで下げる可能性を、今の株式市場ははらんでいる。
保有株は全体でマイナス2%程度で、そこまで憂慮するような状態ではなかったのだけれど、このまま持ち続けていると、損失が拡大していく可能性が高いと思ったので、いったん全部売っておいた。
個人投資家であることのメリットは、逃げようと思えばすぐにでも逃げられることにあるので、そのメリットを利用しない手はない。
市場の状況をよく観察して、買っても大丈夫そうだと判断できれば、その時に買い戻せばいいだけのことだ。
思考停止におちいって、なんとなく持ち続ける、ということだけは避けておきたい。
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