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大阪在住の旅人兼ビジネスオーナー兼芸人のかつおです。21歳で独立してから20年間フリー…

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大阪在住の旅人兼ビジネスオーナー兼芸人のかつおです。21歳で独立してから20年間フリーランスで自由なライフスタイルを実現しております。ブログもよろしくです。http://esh.site/katsu/

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  • 元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側

    32歳で大阪NSC30期生としてお笑い芸人への道をすすんだわたし。その裏側を綴りました。

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最近の記事

元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その12 NSCを卒業してからの活動について

〜 その11 芸人を目指す人にとっての最大の壁とは からの続き〜 さて、当たり前であるが、1年間のNSC生活を終えて卒業した誰もが芸人となってテレビや舞台で活躍できるか?と言われれば、もちろん答えはNOである。

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    • 元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その11 芸人を目指す人にとっての最大の壁とは

      〜 その10 NSC生だけに来る案件について からの続き〜 芸人を目指す人にとって、最大の壁はおそらく「コンビ仲」である。 これも世間の認識とかなり齟齬があるのだが、相方は「友達」ではなく(たとえ最初はそうだったとしても)、間違いなくビジネスパートナーなのだ。

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      • 元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その10 NSC生だけに来る案件について

        〜その9 M-1グランプリとNSC生 からの続き〜 NSC生であることのメリット?の1つに、在学中に時折、イベントのスタッフやテレビ収録の観覧の募集がある。 吉本興業いわく「きみらがホンモノの芸人になっていくにあたって、勉強になることやから」という建前で、授業終わりに連絡があるのだが、なんだか嘘くさく、わたしは1度も出たことがない。

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        • 元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その9 M-1グランプリとNSC生

          〜その8 7月に行われるクラス分け からの続き〜 また、この頃から行われるのがM-1グランプリの予選である。 僕たちの頃はbase劇場が1回戦の舞台だった。 やはりコンビであればこのM-1グランプリがテンションがMAXになるNo.1イベントであろう。 はっきり言ってNSC生がM-1グランプリの決勝に行けることはむずかしい。

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          元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その8 7月に行われるクラス分け

          〜その7 どのコンビもある相方への不満 からの続き〜 NSCにはその実力に応じてクラス分けの中間試験のようなものが7月にある。

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          元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その7 どのコンビもある相方への不満

          〜その6 ネタ作りの裏側 からの続き〜 来る日も来る日もネタ作りに追われ、やがて器の小さな僕には不満がたまっていった。 っていうか、そもそも何で自分だけがこんなに苦しい思いをしなければいけないのか? 最初は喜々としてネタ作りを楽しんでいたのだが、毎日毎日新しいネタを作るとなると、自分の仕事の片手間ではキツい。

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          元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その6 ネタ作りの裏側

          〜その5 なぜ下ネタはダメなのか?に対する答え からの続き〜 4年ほどの芸人活動の中で、今思い出しても一番何に頑張ったか?と聞かれれば、おそらく即答で「ネタ作り」であると答えるでしょう。 NSCに入ってまず言われたことが、“お前らこれから、24時間オモロいことだけを考えろ”でしたからね。 ネタ合わせなら相方とその時間だけ頑張ればいいのだが、ネタを考えるとなると、私生活までそれで頭がいっぱいになる。

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          元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その5 なぜ下ネタはダメなのか?に対する答え

          前回からの続き〜 初めてのネタ見せでぼくたちデスマスクの下ネタ満載のネタが、講師の先生の逆鱗に触れ、散々言われてちょっと考えた。 ネタをやる上で、NSC生などの新人が特にやってはいけないこと、それが下ネタなんですよね。 当時は「何でやねん!おもろかったらええやろ!」と思っていましたが、今では何故、下ネタをやらないほうがいいのかがわかります。

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          元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その5 なぜ下ネタ…

          元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その4 いよいよ授業開始!初ネタ見せの時....!

          〜その3 初めての相方とのネタ合わせ からの続き〜 その日の晩、33歳のわたしは久しぶりに興奮して眠れなかった。 語感だけ聞くと、いい年して気持ち悪いこと間違いないのだが。 いよいよ明日の授業で初のネタ見せがあるのだ。 早ければ5月ぐらいからネタ見せは始まるので、それまでにコンビを組んでいない人間はピンでネタをやることになる。 もちろん、そこで“あいつ、オモロいなぁ”と思われれば、向こうからコンビ結成の話がくることになる。 ところでNSCの授業は、様々な種類のもの

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          元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その4 いよいよ授…

          元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その3 はじめての相方とのネタ合わせ

          〜その2 いよいよ授業開始!でも、相方がいない.....!? からの続き〜 「この後お茶でもしに行かへん?」 そう聞いてきた隣の席のそいつは、あごの先端部が尖り気味の男性で、名をチョルと言った。 日本名は宮川だそうだが、在日の2世だという。 もちろんお笑いに国籍は関係ないし、おもしろければどうでもいい。

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          元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その2 いよいよ授業開始!でも、相方がいない.....!?

          というわけで、入学式も終わり、いよいよ初の授業開始であります。 まずはオリエンテーションからスタートするのだが、ここでわれわれの30期生をサポートしてくれる先輩方から一発ギャグ混じりの挨拶があります。 この先輩方、実は去年のNSC生(つまり29期生)の有志の皆さんなんですよね。 有志と言っても、まあいわゆる吉本興業のアルバイト。 吉本からしてみても、勝手をわかってる人間にサポートしてもらったほうが何かとやりやすいし、先輩方からしてみても、舞台の無料チケットをもらえたり

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          元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その1 面接〜入学式まで

          2008年4月、わたしは32歳にして大阪NSC30期生としてお笑い芸人への道へすすんだのであった。 21歳で自分のビジネスを興し、お金の心配はなかったが、32歳からという遅咲きのスタート。。 普通は20代前半で夢を目指し、潮時を見きってそれぞれが就職をしたり普通の生活に戻っていくというのが、一般的な芸人ロード(?)なのであるが、わたしの場合は全く逆。 ちなみに大阪NSC30期生は、当時のM-1ブームもあってNGK(なんばグランド花月)に集まった新入学生の数は455名。

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          元NSC生が語るお笑い芸人への道の裏側 その1 面接〜入…