2021.1月20日 短編・34『第十一の事件 へスペリスたちのリンゴ』 & 白のコロロン小花
名探偵ポアロシリーズ読書記録 短篇集『ヘラクレスの冒険』の中から、一編ずつ取り上げておりますこの企画。
本日は『第十一の事件 へスペリスたちのリンゴ』です。この難業も、もう11までこなしてきましたね!残り、あと2件となりました。
私は、12の事件の中で、この事件が1番難解だと感じました。大富豪の美術品蒐集家エマリー・パワー氏から依頼され、盗まれた金の装飾酒杯を取り戻すという難業に挑むエルキュール・ポアロ氏。
意外な場所であっさりと見つかるのですが、経緯が今ひとつはっきりしないような…。
ただ、酒杯が収めるべきところに収められることに至ったことは、福音であるなと思いました。
何が幸せで何が不幸なのか。定義は人によって異なるものなのだけども
心の平穏、精神的に安定していて不安のない状態を保てること。それが「幸せ」ということなのだと、自分的には定義しています。
バランスが悪くなると、そこが崩れてしまう。大富豪であることが、イコール 幸せだとは言えないですよね。極貧状態が幸せではないのは、当然だし。(樽の中の哲学者みたいな、超人達は別として)
ほどほどがちょうど良い、幸せなのかもしれないなぁ🍀
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本日の《ミニミニシリーズ 第十一のモチーフ》は、白のコロロン小花です💠
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