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2021.4月30日 ミス・マープル長編・3『動く指』 & レースの指輪

ミス・マープル長編作品 読書記録・3作目は『動く指』です。
中央図書館には所蔵されていないのかな?と思っていたのですが
有りました!嬉しいですね😊

それにしても、やけに新しくて綺麗。
まるで新刊本みたいで、不思議に思い奥付を見てみたら
何と、2020年5月15日付の七刷版でした!

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まだ、1年も経っていないのですね。
図書館からお借りするクリスティー文庫で、こんなに綺麗な図書に巡り合うなんて
滅多にない事です♪

でも、きっと。しばらくしたら、たくさんの人がこの図書を読み、すぐに他の図書同様になることでしょう。
素晴らしいミステリ作品ですから、ぜひそうなってほしいと願います。

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この小説の語り手は、ジェリー・バートン氏という大怪我をして田舎で療養している若い傷痍軍人です。
ワトソン氏やヘイスティングス氏のような役割ですね。

舞台は、セント・メアリ・ミード村ではないので
ミス・マープルが登場するのは後半部分だけで、かなり出番が少ないのです。

何だか、このまま若い人たちだけで事件を解決してしまうのではないかしら?と
勘違いしてしまいそうな勢いで、お話が進んでいきます。

ですが。やはり、そこはミス・マープルシリーズですので。
最後には、ミス・マープルが鮮やかに見事に、スッキリと推理・解決してくれます!
出番が少ない割に、編み物シーンが割と多いのも
編み物作家の私としては、凄く嬉しいところ♡

最後の事件解決後の名探偵による説明部分で、個人的に好きな場面があります。

【ミス・マープルは毛糸の編み物を終わり、いまはかぎ針で木綿糸の玉にとっ組んでいた。】

分かる!そう、そうなんですよ。
棒針で毛糸を編んでいて、それが終わった後は。
次に、かぎ針で木綿糸を編みたくなるのです。
そういうものなんですよね🐱🧶

棒針編みもかぎ針編みも、両方ともやる人ならば
きっとこの気持ち解ってくださると思います。

気分転換の為というのもありますし。
どちら一方ばかり続けて編んでいると、手を痛めてしまう危険があるというのも、理由の一つです。

棒針編みとかぎ針編みでは、使う筋肉が違うのですね。
だから、ほどよく交互に取り組むほうが手に優しいと思います。
毎日毎日編む人は、特に気をつけたほうがいいですね。腱鞘炎は、怖いですから。

私は、機械編み出来ないのですが
機械編みをなさる方は、手編みと機械編みを交互にやっていらっしゃるかもしれませんね。
それも、素敵ですね♪
あの手動の編み機、凄く憧れてしまうのですよねぇ💕
実は、私も機械編みを勉強してみたいし
編みあみ機械が欲しい (≧∀≦)

だけど。これ以上、手を出して拡げてしまうと
自分の首を絞めてしまうことになりますので
諦めます🐱

ずいぶん、話が脱線してしまいました💦
ごめんなさい
でも、話があちこちに脱線してしまうというのも、ミス・マープルの特徴のひとつ♪
なので、ご容赦くださいませ m(_ _)m

本日の編み物作品は、『動く指』の指に因んで
指輪にしました。

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実は、少し前に完成したばかりの作品なので
まだボンドが乾いていません。

大丈夫だろうか(^◇^;)



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