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YAMAHA EOS B200の電池交換

こんにちは。YUKKURIPCです。
今回は、普段扱ってるPC系ではなく、
1988年発売の YAMAHAのシンセサイザーEOS B200のバックアップ電池の交換をしていこうと思います。

このシンセサイザーは、小室哲哉氏がイメージキャラクターとして、女性や初心者向け(?)シンセサイザーとして当時発売されていたようです。
また、TM NETWORKの「CAROL」ツアーや小室哲哉ソロの「Digitalian is eating breakfast」ツアーで使用されていたシンセでもあります。

あ、実はYAMAHAのEOSはボーカロイド鏡音リン(鏡音レンはEOS B500か700)の衣装デザインのモチーフになっています。

注意
このブログを参考にして修理した際の責任は一切負いません。
自己責任でお願いします。ご了承ください。



電池の電圧確認

「EFFECT」キーと「STORE」キー、「EXIT」キーを押して
「TEST Entry ?」と画面に表示されたら、
右下の「+▶️」ボタンを押してテストモードに入ってください。
入れたら、テンキーで「02」と打ち、電圧を確認します。

通常時。3V以上出ていれば正常と考えて良いだろう。
本当は3V以上出てないといけないのに…

分解

まずはEOSを裏返し、見えるねじを外しまくる。
量はかなり多いです。25本ぐらいありました。

裏返す。下には座布団などを引いておくのを推奨する。引かないとスピーカーが潰れる。
こんな感じでEOSの裏側の絵を簡単に書いて、そこにネジを置いておくのがいいだろう。

あける

ネジを外したら開けていきましょう。
ただ、この時に興奮気味に急いであけると後で顔が真っ青になります。
ケーブルが3本ついているので、それを抜く必要があります。

埃がやばいのでモザイク処理しときました。あと反対側にケーブルが2本あります。
開くとこんな感じ。

ロジックボードを外す。

ケーブルをとったら、基盤の番号を書いておくのをお勧めします。
一番右と左に写ってるケーブルを先に取ると基盤を横にできるので
取りやすいです。

だいぶケーブル多い。

交換

んじゃ交換していく。
元のボタン電池をとり、そこから導線を伸ばします。
んでどっかのマルツで買った基盤と電池のソケットをはんだ付けし、
その導線をつなげます。
そのあとは、キーボードのところのネジに固定しました。

こんな感じ。導線を伸ばして別の基盤につなげる。

動作確認

運命の動作確認です。
ここで起動しないもしくは爆発とかしたら僕の5000円が無駄になります。
起動してくれ!!!頼む!!!

↓スクロールしてください






ってことで正常に起動しました。
しっかり電圧も3V以上出てます。
動作確認ができたら、テンキーで25と入力し、
ファクトリーリセット(初期化)します。

3.1V。なんか微妙な電圧

終わりに

ってことで適当にシーケンサーとか使って打ち込んでみました。
こんなシンセひけるように見せてますが、全く弾けません(笑)
最初の方は設定ミスっておかしいです。


今回の合計金額を一応言っておきます。

YAMAHA EOS B200(ジャンク品):5500円
CR2032電池:200円
CR2032ソケット:60円ぐらい
基盤:60円ぐらい
合計5670円

ってことでバイバーイ

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