【海外から日本へ帰国される方へ】～出発前～入国後までの注意点と流れ～

みなさん。こんにちは。つばさです。
今週私は、海外から日本へ帰国しました。
今、日本でもコロナ感染が広がっていることもあり、帰国時の感染防止の水際対策が日々更新されているので注意が必要です。これから帰国を予定されている方は是非、この記事を参考に準備して頂ければと思います。

1.出発前の準備1
こちらについては、ほとんどの方が理解されているかと思いますが、出発の72時間前に受けたPCR検査証が必要です。日本では厚労省が指定したフォーマットで結果を記載する必要があります。海外の病院で何も言わないと対応してもらえないので、注意が必要です。所定のフォーマットは以下URLからダウンロードできますので、病院へ検査を受ける際にお願いをしましょう。
また、世界的な蔓延によりPCR検査自体を72時間前に受けられないケースもあるようなので、事前にしっかりと検査スケジュールは計画しましょう。
～厚労省指定PCR検査書～
https://www.mhlw.go.jp/content/000769988.pd

2.出発前の準備2
出発前に質問票に事前に回答する必要があります。こちらは日本で使用できる電話番号の登録、フライト情報、パスポート情報、14日間の宿泊先までの交通手段、宿泊先などの情報を回答するものです。事前に登録するようにしましょう。スマホのアプリかWEBサイトかどちらかで回答が可能です。

因みに隔離後の宿泊先への交通手段としては、入国者専用バス、ハイヤー、レンタカー、親族のお迎えの車しか認められていません。タクシーや電車はNGですので注意しましょう。
また、隔離期間の間は一切外にでれません。薬やお菓子やお酒など必要な人は準備して持っていくことをおすすめします。
～厚労省）質問票～
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00251.html

3.出発前の準備3
今回から政府指定のアプリを4種類インストールするように指示があります。最低でもインストールだけしておくと入国時にスムーズに進めます。
①位置情報確認アプリ：OEL
②ビデオ通話アプリ：Skype or what`s up
③位置情報保存アプリ：Google Map
④接触確認アプリ：Cocoa(ココア)

→参考のQRコードは以下です。

4.出発時の流れ
いよいよ出発の日については、パスポートやPCR検査書（厚労省指定版）を忘れないようにしてください。チケットカウンターで確認があります。その後のイミグレ～登場までは特に今までと変わりはないと思います。

5.飛行機の中で必要書類を記載します。
飛行機の中で3種類の書類を手渡されます。到着前までに完了をさせましょう。難しくはありませんよ。
①健康カード
→体調の状態について質問事項と、どこの国から来たのか記載します。
②契約書（個人）
→名前・年齢・国籍・出発地・宿泊先・移動手段・パスポート番号・日本で利用可能な電話番号・Skypeのメアドかwhat`s upの登録電話番号を記載します。
③出国前検査の受検及び入国に当たっての必要アプリのインストールについて
→こちらも検査を受けたかや、必要アプリをインストールしたかアンケートに回答する書類です。

6.日本に到着後の流れ
日本に到着しますと、ここからが大変です。降りるのには政府の許可が必要らしく、感染防止のため、60人ずつくらいが随時案内をされます。通常時に比べて時間がかかりますね。私は一番後ろの席で出るまでに30分くらいかかりました。
機内で記載した3つの書類と、PCRの検査書とパスポートはすぐに取り出せるように手元に準備しておきましょう。

その後の流れは以下となります。
書類の確認のため、3か所程度に区分けされた場所で書類を少しずつチェックをしていきます。書類の確認が終了後は、つばによるPCR検査をします。その後は、アプリの設定確認をする場所があり、個人個人椅子に座って、係員が一人一人チェックしていきます。全くスマホに詳しくなくても、係員が丁寧に教えてくれるので、安心ですよ。設定したら、着信確認などをして、このセクションは完了。その後は、PCR検査の結果を待つ場所に移動し、検査結果がでるまでひたすら待ちます。長い人で4時間くらい待たされたという人もいました。何か本やゲームなど持っていた方がよいですよ。

7.PCR検査後の流れ
いよいよPCR検査の結果が陰性となったら、20人ずつくらいで隔離ホテルへ移動する段取りとなります。荷物を受け取り、空港から専用のバスに乗って、ホテルまで移動します。基本自由時間はないので、荷物を送ったり、Wi-Fiを借りたり、コンビニ行ったりなどはできません。必要なものがある場合は、事前に購入しておくと良いでしょう。

8.隔離期間について
現在2021年5月7日時点では、隔離期間は3日間となっていますが、変異株の感染が多いインドやパキスタン、ネパールからの入国者については、5月10日から6日間に延長する動きがありますね。

また、ホテルでの隔離期間中は外に一切でれません。ホテルにコインランドリーがあれば、ホテルの受付に電話で予約して利用することもできるようです。

食事については、部屋の前に3食分、お弁当が配給されるスタイルです。3日目の朝にPCR検査を受け、結果が陰性の人は夕方、空港へ戻るバスで移動するという流れですね。

その後は各自申告しているホテルへ移動し、到着日から含めて15日目の朝までホテルへ滞在することになります。14日目に移動はできないので、注意をしましょう。また、14日間の隔離後は公共交通機関の利用は可能とのことなので、移動手段は増えますね。

9.その他
日本でも変異株による感染のケースが増え続けていますね。感染者の中でも渡航履歴がない患者さんもいるので、どこで移されるのか全く予測がつきませんよね。私はとにかく感染しないようにマスクを2重にすることと、定期的にジェルの除菌で手をごしごしするのをやっています。

以上が日本入国～隔離期間終了までの流れとなります。この記事で少しでも多くの方がスムーズに安全に日本へ帰ってこれるよう祈っております！！

参考にしたサイト
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html