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美波、カッコええ…負けてられん

シンガーソングライター「美波」のライブツアー『373ミナミ FREEZING CANDY TOUR 2023』の「なんばHatch」の公演に行ってきた。

フェスのボランティアで知り合った女の子がゴリゴリのファンで影響されてハマっていって、聴きまくってたら衝動的に行きたくなって、ポチッとした。

なんばへ

こういう空は美波が似合う。

バイトを終えて、汗を流して、ご飯食べて、なんばへ。最近では「事前受け取り」で取り置くシステムがあるが、美波でもそれがあったのを締め切り後に知った。こういうのは積極的に活用してのんびりしていたいもんだし、ゆるゆるしてたい。

会いに行った

タオル、Tシャツ、ラババン

物販買ったら、そのきっかけになった女の子にも会いに行った。髪型が違ってたり、ノーマスクで不安だったが、お〜いお茶のティーバッグをサイン入りで差し入れしてるのをSNSで流していたので一気に声をかけに行った。

はぐれて、見渡すと

サイン入りティーバッグなんて珍しい

そして、ギリギリでゲット。ただ、その子以外全く初対面だったのと、いろんな人が入り混じるのですぐはぐれてしまった。そして見ていると、誰か見つけたときの黄色い歓声がエゲツない。だいぶファン層若い。

果てしな…

今回は入場の整理番号が「B400」番台。入場まで30分はかかった。ギリギリで取ったし、果てしなかった。

お金を出す手間を省けるようにメダルを買って1ドリンクチケットに交換できる。

めっちゃ後ろ

そして入ってもやっぱり超後ろ。ちょっと見づらい。次こそは前で見てみたい。ちなみに開演前BGMは名前にかけて波の音が流れてた。

「チーム美波」登場!

そして、18時。暗がりの中に扉枠の形をしたライトが光り、美波とサポートバンドが登場し、明転し、美波にスポットライトが当たる。

美波はメディアで顔出しはしていないが、「ヨルシカ」「ずとまよ」とは異なって、ライブの場では影になることなく堂々とビジュアルを披露していた。

キービジュアルに近いおだんごの髪型、始めは白地の半袖シャツにジーンズのラフな出立ち。そうして、ライブがスタート。

美波、カッコええ

初めてその姿をお目にかかるが、見てて思ったのが、

美波、カッコええ。

激情的でがなりを交えた歌声やどこか闇を抱えた雰囲気ではあるが、それがウソのように弾けていた。

MCのときにはたこ焼き屋で見たカップルを見つけて指差して反応していた。ツイッターでこれでもかとファンにリプライするなど距離感の近い。好きになる人が多いわけだ。

全員総跳ね

余談も挟んだところで、3曲目には『ライラック』。このときは全員総跳ねでこのときが一番洗礼を喰らったかのよう。

ベーシストに興奮

ちなみにサポートのうちベーシスト真船さんは以前に別の場所で見かけたことがあって興奮した。

実はyui(YUI)さん率いるバンド「FLOWER FLOWER」で「mafumafuまふまふ」という名義で正規のベーシストでもある。

まふまふさんはここで会って以来。

一度だけライブを見に行った以来。その時覚えているのが、MCでまふまふさんが大阪人であることにちなんだ

あるときー!ないときぃ…↓

というCMのセリフをコールアンドレスポンスで爆上がりしていたこと。

余談はいいとして、リズミカルなベースもすごくて「チーム美波」でめちゃめちゃ楽しんでいるのが印象的だった。

インディーズの名曲

途中には『正直日記』というインディーズ時代の曲を弾き語り。強く弾く姿は尾崎豊に影響された美波のスタイルがかなり現れてるよう。

ティアーズハイ

その直後の後半戦はキャップを被って黒い衣装にチェンジ。その合間にはサポートオンリーでセッション、さらにはドラム→ベース→キーボード→ギターのソロも。

そこからは『ルードルーズダンス』『アイウエ』『グッドラッカー』の3連打。

特に『グッドラッカー』は以前noteで“泣ける曲”と紹介したが、始まってから終わるまで泣きっぱなし。一番の「ティアーズハイ」だった。

からの、しっとりにラストへ

この3連打の後は『この街に晴れはこない』でクールダウン。『フライハイト』で少し盛り上がったら、『DROP』でラストを飾る。

アンコールの大合唱

一旦はけて、アンコールの拍手が始まったが、1分もしないうちに“秒で”戻ってきた🤣多分、今まで見た中で最速なのかも。(知らんけど)

そして、アンコールは『Prologue』で締める。ここでは誰も彼も大合唱していて連帯感のある空気が凄まじかった。そういう僕は昨日初めて聴いたばかりだからついて行けるレベルではないものの、楽しく締めることができた。

度肝を抜かれて

初めて見に行った僕にとっては終始圧倒された「美波」。曲のイメージとは裏腹に、SNSを多用した身近さとSっ気ある言い回し、会場の一体感や楽しんでる姿には度肝を抜かれた。

負けてられん

しかも、聞くところによれば僕と同じ「97年度」生まれという親近感で

自分も負けてられんなぁ

と勇気ももらえた。

良い出会い

実際のところラジオでお耳にかかることは多くないし、それ以外でハマった珍しい部類ではあるが、ホンマに出会えてよかったと思う。それに、あの女の子は美波を熱烈に推してて、それに乗っかった僕としては少しばかり

おかげで良いアーティストに出会えた!

と感謝も伝えてみたりも。

次来るときは前寄りで見てもっと楽しみたい。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。