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変わらぬローカルCM

関西電気保安協会

このワードを関西人は

かんさい〜でんき、ほ〜あん、きょ〜かい♪

と音階付きで読むクセがあるとされている。

最新版

このCMの最新版『相方が関西電気保安協会になってしまった男』が公開された。漫才コンビ「ダブルヒガシ」が「関西電気保安協会の人が点検に来んねん」という導入から漫才が始まるが、振り向くと左にいる大東おおひがしさんが「保安協会」の作業員になっていたというもの。

面白おかしく大事なこと

面白おかしなCMがほとんどであるが、

  • 洗濯機などにおける「アース」の装着

  • タコ足配線の危険さ

  • 漏電の危険性

  • 定期的な点検

といった電気を使う上で大事なことも伝えている。最後に待ち受けるホラーな結末にも大事なこと。

また工場、ビルなどの大口に対しては

  • 停電の際の連絡先決めてますか?

  • 電気設備の老朽取り替え

といったことも呼びかけていて、そのバリエーションも幅が広い。

本物が出ている

おまけに、CMに出てくる作業員は現役で本物が多く出ている。演技に慣れていない「素人」だからこその面白さやシュールさも受けている理由。その甲斐あってか、CMが高評価されて受賞歴も多数ある。

個人的な思い出

昔から在阪テレビが映る環境でCMをよく見て聴いていた上に、中学校に「関西電気保安協会」のクルマが止まっていて点検に来ていたのも見たことがあって、一発でCMとサウンドロゴが頭に浮かんだ。ただ、個人宅では見かけたことがなく、「関西電力」が来ることがほとんど。中学校を始め大口が多いのだろうか。

何はともあれ、安心して暮らせていけるのは間違いなく「保安協会」のお陰。見えないところでいろいろ見て守っていることなのだろう。CMという信頼もあるが、本当はやっぱりそういう陰の努力なのだろうとは思う。これは関西に限らず、他の「電気保安協会」も一緒なのはお分かり頂けるはず。それが面白おかしな演出でたくさんの人に伝わってるということになるのが「関西」特有ではある。

ただ、こういう努力を踏みにじるような、偽物もいるらしいから気ぃつけな。

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