Yuki=猫猫?
アニメ『薬屋のひとりごと』にハマっている僕。途中からではあるが、僕が大好きな「緑黄色社会」がオープニングを歌ってたいたから見るようになった。見ていると主人公「猫猫」に対してこんなことを感じる。
猫猫って僕に似てね?
飄々で理性的、誰もが惚れる美男「壬氏」を目の前にしても動じない猫猫。ただ、薬や薬草、酒を目の前にすると飛び上がるように喜ぶ。人が変わったかのように声色も変わる。部屋付き下女として仕事を覚えようにも「興味があること以外は物覚えが悪い」とも話す。この落差が僕によく似ているのだ。
僕は「鉄道」「音楽」「ラジオ」をよく好んでいる。最近では「グルメ」や「アニメ」にも興味が広がったりもするし、家電や時事ネタ、スポーツネタを細々収集したりする。
鉄道なら
〇〇系や!
お!N700S!
新車来た!
旧型来た!
音楽なら
えー!ヨルシカが主題歌!🥹
緑黄色社会長屋さんの声が伸びやかでええなぁ☺️
ずとまよのACAねさんすごい声量!
などラジオで得た語彙力をフル回転させたり、感情を爆発させて話すこともある。その姿から「人が変わったみたい」と言われることもあった。
また、名前だけ知ってることも多数ある。スポーツ選手やバンド、アーティストは好きを公言しなくとも名前だけ知ってることはある。
しかし、興味ないことは一切興味ない。親の顔色を見ながらやるか、一切合切何もしない。
勉強やスポーツは特にそうだった。そもそも運動神経が悪いが、バスケやサッカーなどの自分から動く競技はメンタル的にダメだったとも思っている。実際にサッカーでは叱責されたり、仲間外れにされる原因だった。
勉強に至っては親からの圧力がとてつもなかったと感じていた。中学高校のときは何を言われても沈黙していたし、成績が上向くことはなかった。「0点」も取ったほどだ。孤独に陥って、何も考えないでいた。
資格取るために勉強しようにもうまくいかない。基本独学したがる習性や誰も頼りたくない、誘うのが億劫という性分で三日坊主になる。興味があっても立ち読み止まりで不安で何もしなくなることもある。
その結果が今のバイト。怒られてばかりだし、仕事をできる人と比べると過去の悪い自分を思い出して後悔してしまうか恨んでしまう。
全部自分が悪いんだ
と背負い込んでしまう。何もできない、辞められないという悪循環に陥っている。バイトに限らず、やりたいことや好きなことを屁理屈で諦めたり、同じパターンで何度も挫折してきた。
猫猫と僕が似てると思ってはいるが、全然違う。猫猫は興味がない仕事でもそつなくこなしているし、楯突くようなことをする度胸がある。
対して僕はどうだろう。好きでも嫌いでも関係なくそつなくこなせなくなっている。一から知識を得る、聞かないと上達しないことをすると途端に苦手になる。音響やギターといった好きなことに直結するようなことでもダメだった。
楯突くようなこともやってみたが、今思えば「バカヤローだった」と後悔している。したとて上向かなかったから。
自分に似ているようで似てない僕と猫猫。ただ、なんとなく写し鏡にしたくなるし、こういう生き方が理想なんだと思ったりする。都合良すぎるのかもしれないが。
ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。