数字と鉄道と思考
僕は「数字」を見ているとき、覚えるとき鉄道の思考が混ざることが多い。そこから楽しんだり、記憶に役立てたりすることが多い。
３桁と４桁
３桁の数字は四国以外のJR各社で形式番号に使われていて、実在する、あるいは過去にあった奇数はだいたいビジュアルが浮かんできて自分の中で興奮する。一方JR四国の大部分や多くの私鉄は４桁で比較的同じ形式が多いのだが、同じ形式でビジュアルが微妙に異なる、あるいは新旧ミックスで１編成を組む特徴ある電車もいるから４桁でも覚えやすかったりする。大阪メトロや近鉄特急などで５桁の電車もいるが、５桁の暗証番号は設定する機会がなかなかない。
個人情報の数字
今のアパートの部屋番号は図らずも実在のJRの電車の形式と同じ奇数だし、銀行や市役所などの３桁の呼び出し番号では時々連想して興奮することもある。セキュリティ上詳しく言えないが、４桁パスワードも基本的に鉄道関連。自分の生い立ちに関係ないのでおそらく見抜かれることは概ね不可能だと思うし、下手にばらさなければ見破れるものではない。
数字の音楽で
音楽でも鉄道に関係ない数字の曲から発想することも多い。「SILENT SIREN（サイサイ）」のアルバム『31313』でもこういう思考が混じることがあった。
実はこのアルバムが発売されて数ヶ月後に大阪メトロ御堂筋線で営業運転を開始した「30000系」にアルバムと全く同じ番号の車両があった。増備途上でおそらく「ジャストミートなの出るやろ」と予想していたところで、会えたときはめちゃめちゃ嬉しかった。しかし、あまりにもマニアック過ぎるし、サイサイファンもあまりいなかったから共有しづらかったのは寂しいところ。
ちなみにあいみょんの『3636』という曲が出たときも同じ番号の車両を探したら京成電鉄の「3600形」に同じ番号の車両が現役であることを発見した。ただ、東京か千葉まで行く機会がなかなか無い。遠い夢みたいだし、いろんな形式、都営浅草線、京急、北総線などが混じる中で狙うのは至難の技と言える。
オタクならではの生態みたいなのを暴露したが、結果的に僕の記憶力やセキュリティなど役立ってることが多い。とはいえ、「数学」「物理」の得意には結びつくことは無く、ここが弱過ぎて、落ちこぼれてしまった。それでも、数字を楽しみと結びつけることができただけまだ良いし、やっぱり、鉄道と数字のご縁は深いもんだ。
ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。