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3年半ぶりのリョクシャカ、嬉しい驚き

緑黄色社会(リョクシャカ)のライブツアー『pink blue tour2023』に参戦してきた。先週のあいみょんに引き続いての2週連続の「ロームシアター」。

リョクシャカ好きを公言しているが、行くのは2019年のツアーで「NHK大阪ホール」に行って以来。一時期は「別にいっかなぁ」と見送ったこともあった。

しかし、

  • リョクシャカの故郷である名鉄やJR東海エリアで音楽を聴きまくっていた。

  • 高校時代の同期がリョクシャカのライブに行ってるのをインスタで見た。

  • 知ってる人が増えて話す機会があった

などで、また行きたくなった。おまけに、一度解約したファンクラブを再び課金した。

今日の席

けっこう前寄り。

今回のライブの座席は前から10列目の端っこ。見やすい位置で目の前が通路、端っこだからトイレ行くにも楽。あいみょんのときが3階だった分、良い位置を取れた。

まさかの再会!?

開演前にトイレに行くと、ふと、僕に声をかけてきた人がいた。

「え、(苗字)やんな!?」

なんと、高校の弓道部の同期だった!!前々からリョクシャカ好きなのを僕は知ってた。ライブに行ってる投稿を見たことがある。ワンチャンあり得そうだとは思っていた。

ただ卒業以来会ってない。半分くらい「まさかなぁ」と思ってた僕。声をかけられたときはびっくりした。とはいえ

旅行の記念写真で今のビジュアル晒してるし、分かるかぁ。

とも思った。

更なる再会

何はともあれめっちゃ嬉しかった。が、さらに驚きの出会いもあった。席に戻ってみると、さっきの彼が手を振ってきた。手を振り返したのち、何やら隣の人と僕の方へ近づいてきた。そして、よく見てみて心の中でこう驚いた。

生徒会長やーん!!

同じく高校の同期、元生徒会長。剣道部の別の友達と喋ってた帰り道で仲良くなれたり、高2でクラスメイトだったなどで懇意にしていた。しかし、まさかこの場にいるのは予想外過ぎた。さっきの超える衝撃の再会だった。ちなみにこの人会うのは、成人式以来。実は隣町同士の地元。

少し近況などを喋ったのち、

今日は楽しもう!!

と声をかけて2人は元の席へ。

「ピンクブルー」幕開け!

そしてライブが始まった。「pink blue」と書かれた白い幕にリョクシャカ4人のシルエットが映された。

そうして『ピンクブルー』で幕開け。軽快感のあるリズムでお気に入り。さらに

どうせいつかは世紀末

というところで✌️を掲げるのがうまく行った。これは楽しい。

3年ぶり、声出し

こちらも3年ぶりに声出し解禁になったツアー。

『あのころ見た光』で

ラーララ、ラッラー

とコーラスしたときは涙が出てくる。

初の生『Mela!』

『Mela!』はライブで生で見るのは初めて。

ラララ、ラララ
ウーーーワオ!!

というレスポンスはやってみたかった。それに、これで爆売れして紅白まで行った。さらに、テレビのタイアップの影響で、知ってる人が増えたきっかけ。僕の母親もこれで知ったという。そこはかとない感慨深さがある。

『LITMAS』で見せた歌唱力

『LITMAS』という曲ではボーカル長屋晴子さんの歌唱力にビビった。特に落ちサビでがなった瞬間。切なげな曲に合う雰囲気で涙が出た。

歌声でハマった節がある僕。それだけにここまで売れるのを見抜いた、もとい聴き抜いたようで嬉しい。思ってる繊細さはこういうところで発揮してナンボやな。

楽器隊も凄い

楽器隊も見ていてすごい。小林壱誓さんの歪んだギター、穴見慎吾さんの重厚なベースに激しい動き、peppeペッペさんが両側4つのピアノとシンセサイザーを操る姿。5年前からよく見ていたが、見ていないうちに驚くぐらい上手くなってる。そして、サポートドラマーも正規メンバーに負けずとも劣らず。良い形で溶け込んでる。

晴子さん× 壱誓さん

メインのボーカル晴子さんの他、壱誓さんもデュエットする曲もけっこう好き。

『あうん』という曲は、追いかけるように歌うのが個人的にたまらない。好きな人と歌いたい。

ラスト

そして、最後には『Slow dance』アルバムでも一番最後にある。それに合わせたかのようなセットリスト。『ピンクブルー』を彷彿とさせるかのような軽快さと

ウォ、ウォ、ウォー

というコーラスを歌うのが楽しい。

アンコール

その後アンコールが1、2分あって、暗転。真ん中のモニターに映像が流れる。そうすると僕の目の前にカメラマンが通り過ぎた。左側を見てみると

穴見さん、もとい
慎吾先生 a.k.a SHINGO TEACHER!!

が目の前に現れた!!DJのようなパリピのような煌びやかな出立ち。そこから1階席前寄りを巡回してステージへ向かった。

まさかの進化とびっくりで崩れた

慎吾先生は「オフィシャルグッズの解説役」。高校や大学の先生よろしくグッズを紹介していくというもの。昔は他の3人ともやってた。しかし、これが単独で進化し、あの状態に。

このキャラクターを僕は好きになった当初から知っていた。が、まさかこんな装いになるとは…何よりも僕の目の前に現れるのが想定外。口をタオルで押さえて、崩れ落ちそうになった。びっくりしすぎて思わずこうなった。

そんな「アンコールショー」の後、ライブTシャツに着替えたメンバー、サポートドラマーが登場。

大合唱

アンコール一発目に披露された『時のいたずら』。晴子さん曰く

武道館でみんなで歌いたかった。

という大切な1曲。しかし、武道館ライブ当時(去年9月)は規制が解けてなくて、叶わなかった。

その夢を今年のツアーでようやく形にした。僕は予習不足で歌詞はおろかメロディもあやふや。でも、モニターに出てくる歌詞でなんとか最後で一緒に歌えた。

本当のラスト

そして、『sabotage』で本当のラスト。僕自身3年半ぶりのリョクシャカライブはこうして幕を下ろした。

ハマって5年

EP『Nice to meet you??』を買って聴くようになって、ハマって早5年ぐらい。ただ、ここ3年半ぐらいはかなりのご無沙汰だった。その間ライブに行かない決断に後悔したこともあった。それを取り返せたような今夜。最高に楽しかった。

紅白に出るなど上向き調子続き。周りでも知ってる人が増えた。それぐらい自分の好きが認知されるようになったここ3年。凄い人らに出会えたのにどこか持て余してた。

その上、今夜再会した同級生もリョクシャカ好き。こうやって繋がれるというのは願ったり叶ったり。これもある意味「音楽の力」なのだろうか。

そんな

笑いあり、涙あり、出会いあり、驚きあり

な3年半ぶりのリョクシャカ。次も会えたらな。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。