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一匹狼、プリキュア展へ。

「プリキュアシリーズ」20周年を記念した『全プリキュア展』。東京、名古屋に続いて、2023年9月30日からは大阪で開催されている。

僕個人としては2005年度『ふたりはプリキュア』から何作か見ていたどストライクな世代。大阪駅で告知を見て、その上、妹が見ている横でガッツリ影響されたこともあって、行ってみたくなった。

完全アウェー、でも

いつものことながら、自分1人で行くことにしたが、このときばかりは「男1人」が完全アウェーなのは否めない。

ただ、お笑いコンビ「FUJIWARA」原西さんが大のプリキュアファンを公言しているのはけっこう背中押された。バラエティでなりふり構わず「プリキュアギャグ」を連発しているのを見てきたし、これきっかけに本家にコンビ揃って登場している。

やっぱり、原西さんが性別気にせず全力で好きをアピールしまくったからこそ安心感はあったし、これで行こうと即決することになった。

会場へ。

「パンダ」柄の「ニュートラム」車両

大阪メトロ中央線と「ニュートラム」を乗り継いで「トレードセンター前駅」へ。

そこからビルを歩いて5分「ATCホール」へ。来てみるとやはり「女性同士」「ファミリー連れ」時々「カップル」がほとんど。ただ、中には「典型的なオタク男子」もちらほら。

野郎が来て何が悪い

って話だし、1人で楽しむぐらいなら誰に迷惑をかけるわけでもない。これぐらい堂々と行こうじゃないか。

中へ

そんな気持ちを胸にチケットを握り締め、整理番号順に中に入ってく。

プリキュア年表

プリキュアの年表

最初に飛び込んでくるのは歴代の「プリキュア」年表。2005年から2023年の「ひろがるスカイ」までが一挙に載っている。

ガッツリ世代
この辺は見てへん。

その横にキャライラスト全種類。新しくなるに連れて知らないのもあるが、なんとなく初代から基本は変わってないように思う。

原画やグッズ

敵キャラの原画も展示。
ほぼ覚えてないが1人敵からプリキュアに寝返った人おったなぁ。

次に原画やグッズのゾーン。敵キャラ含めた原画やグッズ、コスプレ衣装などが展示。

ウチにあったやつ!

「初代」のおもちゃ。
ガラケーみたいなのがウチにあった。

特に『ふたりはプリキュア』のおもちゃ類は妹が実際に持っていたから、

懐かしーーー!!!
ウチにあったやつーーーー!!!!

と叫びそうだった。

繊細な秘蔵資料

この先には台本や絵コンテなどがある「秘蔵資料コーナー」。残念ながら撮影禁止だったが、繊細なタッチや細かなメモ書きが作品の凄さを物語る。

全変身

全プリキュア変身
中央の画面のみ音が鳴る。

そのすぐ先には歴代プリキュアの変身映像が流されている。全パターン分の画面が放映され、少し大きな画面では音声とともに流れる。僕が来たときは「スマイル」の変身シーン。化粧ポーチのような変身道具に見覚えがある。確かこの代を最後に僕は「プリキュア」から“卒業”してた。

等身大パネル

NHKでプリキュアのアナザーストーリーが始まるし、男子によるプリキュアの舞台劇など幅広い。
圧巻…

さらには全プリキュア等身大パネル。全員となると凄まじい迫力だ。

誕生エピソードと名言

その途中には、シリーズ第1作『ふたりはプリキュア』誕生エピソードや「なぎさ(ブラック)」「ほのか(ホワイト)」の名言集、衣装が展示されている。

名言集

女の子だって暴れたい

というキーフレーズを始め、男女関係なしに何かしら人生の糧を教えてくれてるかのよう。多分こういうところを原西さんは力説していたりするし、僕はそれを早くに気づけなかったのが悔しいところ。

物販コーナーにケーキとアイテムたち。

他にも、スイーツブースや物販ブースもある。今回はドーナツを食べてみた。スイーツはドーナツの他、「ケーキ缶」なるものもあった。

釣られただけだが

「男1人」いわば「一匹狼」で乗り込んだ『全プリキュア展』。原西さんや僕の妹ほど深く見ていたわけではないものの「初代」から「スマイル」辺りまでを見ていた僕にとっては「ノスタルジー」の1つ。

あくまで釣られただけに過ぎないが、やはり性別関係なしに引き込まれる何かがあると思う。今や「プリキュア」で育った人が子どもを持つようになった今でも形を変えてたくさんの人たちを魅了している。末長く続いてほしいもんだ。

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