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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

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2024年1月の記事一覧

私が実施しているアキレス腱の評価-介入

アキレス腱の障害はスポーツ選手だけでなく、一般的な生活をしている方でも生じる障害です。アキレス腱障害は一度発生すると、長期にわたって症状が残存する方も多くいます。 今回の記事では、アキレス腱の解剖から ・どの部位にストレスが生じやすいのか? ・なぜアキレス腱障害が生じるのか? ・アキレス腱の評価や介入方法はどんなものがあるのか? などを考えていきたいと思います! 本記事の内容は下記のようになっております。 1.アキレス腱の解剖アキレス腱は身体の中で最も強く、大きな腱です

ラセーグテスト使用方法の多様性 ~痺れ・痛み・硬さの解釈~

腰痛は一般的な筋骨格系疾患であり、私の勤めているクリニックでも、3割程度は腰痛で来院される方が占めています。また、腰痛に併存する症状として、下肢への関連痛(患者の約60%とも述べられています)があります。 下肢への関連痛は坐骨神経の走行に沿って出現することが多いため、坐骨神経痛と呼ばれることが多いです。坐骨神経は4番目と5番目の腰神経根と最初の2つの仙骨神経根が結合して腓骨神経と脛骨神経を形成し、坐骨神経として骨盤から出て、遠位まで走行します。 この坐骨神経を構成・走行す