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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

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2022年8月の記事一覧

足関節捻挫を甘く見てはいけない理由 ~慢性化を防ぐためにできること~

足関節捻挫は日常生活やスポーツ関連障害で最も多い疾患です。基本的には足部が過度に内反することにより、受傷することが多いです。約90%で前距腓靭帯(以下:ATFL)が損傷すると報告されています。 また、足関節捻挫はATFL損傷だけではなく、腓骨筋、短趾伸筋、踵腓靭帯、前下脛腓靱帯、二分靱帯などの筋・靱帯損傷なども損傷することがあります。また、腓骨外果や踵骨前方突起の骨折を合併する場合もあります。 足関節捻挫は受傷率が高く、筋肉、靱帯損傷、骨折が伴うことが多いにも関わらず..

外側上顆炎を考える重要なポイント! ~見逃されている組織~

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足底腱膜炎と足底内在筋・アライメントの関係性

足底腱膜炎は「人口の約10%に発症する」と報告されており、特に、40~50歳代に多い疾患です。10人に1人の割合で発症すると思うと、意外に多いですよね。 足底腱膜炎の特徴的な症状と言えば「朝一歩目や休息後に足部内側に疼痛」や「踵骨内側突起の圧痛」が挙げられます。この症状があれば、足底腱膜炎である可能性は非常に高いです。 足底腱膜炎は保存療法が基本で、ステロイド注射(短期)、足底腱膜やアキレス腱のストレッチも有効であると報告されており、最近では体外衝撃波も効果的であると報告