肩の力を抜いてつくる

今日は仮面を作りました。
あまり物の布を使って、今思いつくデザインの仮面を作りたくなったからです。

まず、ノートにどんな仮面を作ろうかと脳みそにしか映っていないイメージを書き出しました。
そのカタチが持ち手のない紙の袋に似ていたので、配送に使う紙袋を実際にかぶってみて、寸法を割り出しました。
その寸法をイメージスケッチに書き足して、設計図完成。
その図面通りに、各パーツとなる布を裁断し、まわりをロックミシンで処理しました。

デザインにもなる顔面部分の作業は楽しい時間でした。
まず、目が出るところは、実際に自分の目頭と目頭の間の距離を測り、配置を決めました。
ちなみに目頭と目頭の距離は3.5センチでした。
目の形は、糸の芯の円を利用してチャコで丸く縁取りました。
鼻が出る位置も自分の鼻で確認しました。こうする事で、自分の人体の仕組み?配置?も知る事ができて良い気持ちになりました。

そして、仮面の目となる2つの円と鼻となる台形みたいなカタチをハサミでくり抜き、その周りを刺繍糸で、彩りました。
そうするとメキシコの骸骨みたいな仮面が出来上がりました。
その目と鼻を彩る手縫いの作業で疲れたので、口はミシンで縫って、完成させました。
目標の時間までに仕上がって大満足です。

この無意味そうな作業も僕の中で修行で、頭の中のイメージをカタチにして、しかも絶対ひとつの物として仕上げきることをテーマとしてやっています。
とりあえずやり切る。作り切る。
これのみを目的としています。
次の記事は作り続けるために最低限必要だと思うことについて書きます。
よろしくお願いします!

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