Twitterやめた後は何をしてるか

 Twitter、酷いときは一日3時間とか立ち上げてたんです。これで「一日の時間が24時間なんて足りなーい」ってほざいてたのだが、今その3時間、何をしているか。
 という前に、コロナの前にTwitterやめて本当に良かったと思っている。もしコロナで家にいる間にTwitter見てたら、そこで流れてくる負の感情や妙に「みんなで頑張ろう」という空気に対して気持ちが振り回されたり、ゴロゴロスマホ片手に太っていたんじゃないかと思う。
 結論を言うと「リアルの生活を大事にした方が、そりゃ楽しいよね。リアルで生きているんだから」というものだった。

1 物を直す
 ほころびたバッグ、欠けた陶器、着心地の悪い服。
 どれも「使えなくはない」。しかし、使っても楽しくない。
 というわけでステイホーム中は裁縫箱やミシンを出してバッグや服をリメイクし、外出できるようになったら陶器修復のワークショップに出かけたりしてた。
 気に入った物を自分の手で直して、また使えるようになるのは嬉しい。

2 家事
 家事ってルーティーンこなせば、生活はできる。でも居心地よくするには、毎日一つ、何か小さな前進をするといいと思っている。
 例えば一日一つ、引き出しを整理するとか。それだけでも、綺麗になった引き出しで相当気分が揚がってくる。でも少しずつ。一気にやると疲れて長続きしない私だから。
 床の黒ずみをとったり、台所のコンロを磨いたり、家で食べる食材を探しにちょっと遠くまで歩くようにしたり、と体を動かしていたら、自粛期間前と比べて3キロ痩せていた。やったね。

3 読書
 もともと読書は好きなのだが、Twitterにはまってた頃はご無沙汰してた。
 しかしスマホを持たずに本を持って読むのはやっぱり楽しい。プロのまとまった長い文章は、はまると心に残る。
 Twitterでいろいろバズった投稿も沢山見たけれど、たいして思い出せるものはない。
 
4 家族と会話
 自粛期間中に痛感したのは「家族と良好な関係を築くのも、大事なこと」だった。ずっと同じ空間に、同じ面子で顔をつきあわせる。
 だとしたら、関係をよくした方がいいよね、と思って、それぞれやるべき事は抱えてても、ご飯はみんなで食べて、食後には簡単なボードゲームをしたりした。
 そして、家族で団らんしているときには誰もスマホやタブレットを持たないようにした。これは意外と大きかったのではないかと思ってる。家族で誰かがスマホを見てると、自分の存在を軽んじられている気になるのだ。
 子どもが前、寂しさを感じていたのはそこだったのではないかな、と反省している。
 
 計算外でよかったのは、夫と私がそれぞれ仕事・家事をやっているのを子どもに見せることができたこと。子どもは、大人は忙しいんだというのを分かったらしく、反抗期は収まっていった。

 時間は自分で創り出す、というけれど、私の場合は自分で浪費してたな、と思う。
 無駄遣いをやめれば自ずと時間は増えてきた。というより、時間はそこにあった。

 やっぱり、リアルで生きている分、リアルの事、目の前の事を大事にした方がいいなと思う。


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