ある方の経験談（1人称で書かせていただきます） 私は、プロとして活動しているヴァイオリン奏者。 プロの弦楽器奏者だった親父の影響で、５歳の時から１４歳まで、土曜日はヴァイオリンレッスン、日曜日はピアノレッスンと調音やソルフェージュなどの音楽基礎訓練のため音楽教室に通った。週末返上の生活は音楽高校に入学するまでずっと続いた。 音楽教室に通う子供たちの親は医者などの金持ちが多かった。みな教育熱心だった。 子供たちはほとんどが女の子で、器用にピアノを弾きこなし、調音やソルフェ
私の親がしてしまった、致命的な間違いまず、私の父親がほどこした教育上の間違いをクリアーにしながら、子供の才能を育てる最善の方法のポイントを炙り出していこうと思います。 『子供が答えを探し出すより先に、親が答えを教えてしまう』 私は、これを10歳の時に経験しました。5歳からヴァイオリンを習い始めて、10歳の時に音楽家の父が自分の知っている限りのことを教え始めました。これは2代目の宿命かもしれませんが、親が同業だとこういう間違いが起きやすいです。 偉大な芸術家の条件とは
「子供の邪魔しない事」 子供が遊んでいる時、邪魔をしない事。 子供は遊びを通して自立を学んでいます。自分で考えて想像しています。想像力はまさに、創造力に繋がります。 実は親は、子供がまだ1歳とか小さい頃から、気付かないうちに干渉しています。 例えば積み木を積んで遊ばずに投げたりしゃぶってばかりいる幼児に、ある親は、積んで建物を作るように「教える」かもしれません。ぬいぐるみや人形を買い与えて、子供がそれらの顔に色を塗ろうとしたら「それはダメよ」と止めるかもしれません。
