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工夫ができるということ

はじめに

私はWebエンジニアとして日々のご飯を食べてるのですが、このごろ思うことがあるのでメモしてみます。

みなさんは新卒の子や、中途入社の方など、新しい人が職場にJOINしてきた時、どのように感じるでしょうか。

仲良くやれるかな。仕事は楽になるかな。どんなスキルを持ってるんだろう。飲み会は好きかな。etc..

色々思うと思いますが、しばらく一緒に働いているとキャリアの差に関係なく「この人仕事できる!」と感じる人と、そうではない人に分かれ、一緒に働く仲間として気になり始めます。

個人的な意見ですが、その優劣を決める上で「工夫ができるかどうか」が大きく関係すると思います。

言い換えると、具体的に指示したことしかやってくれない(or できない)人なのか、荒い指示で自力で仕事を前に進めてくれる人なのか。といった視点の話になります。

工夫が生まれる時

例えば業務上の問題にぶつかった時、自分の現在の力量ではすぐに解決できない問題であった場合、どういう対応をするでしょうか?

・人に聞く
・ぐぐる
・仮説を立ててみる
・手当たりしだいに操作を試してみる
・個人メモからヒントを探る
・マニュアルを読んでみる

色々あると思います。自分の過去の経験と照らし合わせて、持ちうる武器でなんとか対抗しようとするでしょう。

けど、それが尽きたらどうするのか?

偶然にも一瞬で問題の全てを解決してくれる神が降臨するのを待つことしかできないのでしょうか?

そんなことなくて、ここから先は「工夫」で切り開いていける世界のはずです。

例えば、

・実現不可能な要件Aを、実現可能な要件Bに変えてもらう
・Aを満たすことは不可能だから、別案BとCの組み合わせでAの要件に近いところまで持っていく
・何をクリアすればAが実現可能になるのかを検討し、ステークホルダーに飲み込んでもらう

などなど。

もしくはこの複数を組み合わせたり、優先度をつけて提案に持っていくこともあるかもしれません。

しかし、特に数字やファクトありきでの仕事が求められる場合は「別案Bにしたところで本当に実現可能だろうか?」「案Aが実現不可能だって言い切れる材料が揃いきってない」など、こと細かな理由でいちいち足踏みしてしまうことが多いと思います。

けど、仮に自分が上司だった場合、その仕事をする人に対してどのような指示を出すか。または、自分が直接手を下さない立場にいたとしたら、どのような指示を出して解決に導くか?

といった視点で自分自身を俯瞰してみると、少し肩の力も抜けて建設的な解決策にありつけるはずです。

まとめ

まずは荒く案を出して、より良い方向に進めると判断できる案に対して力を加えて具体化してみる。これの繰り返しが工夫であり、ほとんどの問題は解決できると思います。

以上、私が考える「工夫ができるということ」のメモでした。