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介護、医療従事者が腰痛を感じる瞬間!

介護、医療従事者が腰痛を感じる瞬間は、以下のような場面で起こることがあります。

①重い物の持ち上げや移動: 介護や医療の現場では、患者さんや入居者の身体を移動させる必要があります。重いベッドの移動や転倒した患者さんを起こすなど、腰に負担のかかる作業が頻繁に行われます。これらの作業中に腰に無理な力がかかると、急性の腰痛を引き起こすことがあります。

②姿勢の維持: 長時間立ちっぱなしやしゃがんだ状態での作業が多いです。また、ベッドの上で患者さんの身体を支えるなど、姿勢を維持する必要があります。これらの姿勢での作業は、腰部に負担をかけることがあり、時間とともに腰痛を引き起こすことがあります。

③腰の無理なねじりや曲げ: 患者さんのベッドの高さを調節したり、移乗の際に腰をねじったりすることがあります。特に、適切な体勢やテクニックを用いずに無理なねじりや曲げを行うと、腰に負担がかかり、腰痛を引き起こす可能性があります。

④重労働や過重労働: 介護や医療の現場は体力的にも精神的にも負担の大きい職業です。長時間の労働や繁忙なスケジュール、スタッフ不足による業務の負担増加など、ストレスや疲労が蓄積される状況が続くと、腰痛を引き起こす要因となることがあります。

⑤正しい体勢や動作の欠如: 正しい姿勢や動作を意識しながら作業を行う必要があります。しかし、緊急の場面や忙しさから、つい無理な姿勢や適切でない動作を行ってしまうことがあります。これにより、腰部への負担が増加し、腰痛が発生する可能性があります。

⑥繰り返しの動作: 介護や医療の現場では、同じ動作を繰り返し行うことが多いです。例えば、患者さんの身体を寝返らせる、移乗する、入浴をサポートするなど、同じ動作を繰り返し行うことで、腰に負担がかかり、腰痛を引き起こすことがあります。

⑦適切な体力トレーニングの不足: 介護や医療の現場では、腰部を支えるための筋力が重要です。しかし、適切な体力トレーニングや筋力維持の取り組みが不足している場合、腰に負担がかかりやすくなります。筋力の低下や腰部の安定性の欠如は、腰痛を引き起こす要因となることがあります。

重要な点として、腰痛は単発的な瞬間だけでなく、時間の経過とともに徐々に進行することもあります。したがって、介護、医療従事者は予防策として、正しい姿勢の維持、適切な体力トレーニング、作業の効率化、ストレスの管理などに取り組むことが重要です。

自分自身もこれらの要因で常に腰痛に苦しんでいました。本当に介護、医療従事者は腰に負担がかかる動作のオンパレードですよね。しっかりとした介助方法、ケア、体力づくりを実践していきましょう。

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