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闇鍋コンサート!とI.V.A.Choir

年忘れ!闇鍋コンサート

無事に終演いたしました。
ご来場いただいた方はありがとうございました。こんなにも素晴らしい会に呼んでいただけて本当に感謝感激です。
以下長いです。

●同世代の指揮者と。
同世代の指揮者たちと語り合えたこと、場所を共にできたことは何よりの財産となりました。
お互いの活動は知っていてもなかなかこうして同じところに立ち会うことはないので、改めてお互いを知ることにもつながりました。
演奏会運営の点では、かなり任せきりにしてしまいましたから、いかに優秀な方々に恵まれていたかを噛み締めています。
せめて本番で場を盛り上げることくらいは貢献しようと思い、司会役を志願させていただきました。図らずも喜んでいただけて何よりでした。あと、合同演奏も勝手に発案し、賛同いただきありがとうございました!

●合同団体のきっかけ
僕以外の団体がさぞかし優秀だということは、前もってなんとなくわかっていましたから、これはピンチ!と勝手に危機感を抱いていました。普段は各団ゆるゆると地域で活動しているだけなので、そのレベルからは一歩超えたいぞ。と。
さて、この指揮者たちの顔ぶれで自分が格好つくためにはどうしたらいいものか。と、悩んだ末、これは色んな意味でチャンス!と思い、合同団体を組織して臨むことにしたのです。

●I.V.A.Choir
先にI.V.A.Choirという名称についてです。今回の合同企画にあたり、名前が決まってなかったところ、
「今井祐之被害者の会じゃない?笑」
と旧知の先輩から放っていただき、それを採用しました。半分笑いながら、もう半分は「いや、でも確かに。」と。
で、被害者の会の英語訳が、
「Victim's Association」だったため、
頭文字を取って、I.V.A.ということに。
アルファベットにしておけば、
Intelligent voice assembledとか、
Ingenious voice actorsとか、
なんかそれっぽいものが当てはまるのかなぁと。(このあたりわかる人にはわかるでしょうが、E.S.P.さん的な発想です。)

●こうした機会だからこそ
しかしまぁ、こうした企画にわざわざしたのも意図はあって。
まず何より、外の世界を知ってほしかったのですね。地域の合唱祭レベルだと、どうしても若い人たちはそれだけでチヤホヤされます。それは良いことなのですが、やっぱりより高いレベルのものを見る機会にしてほしかったのです。
こういうジョイント企画でもないと、なかなか触れにいかないし、同じような年代なのにこういう人たちがいるというのは、コンクールの結果だけを追っていても見えてこない世界なはずです。
そして、人数が少なく本番の機会がないという団体に対しては、演奏機会を与えるとともに、大人数での喜びを。という気持ちもありました。やっぱり仲間を増やして何かやりたいよね。となってくれるといいんだけどなぁ。

●演奏について
そんなこんなで、練習が始まってみると、まぁ色んなことがありましたが、
無事に終えることができてホッとしています。それなりにみんな楽しんでくれたようで何よりです!
本番の演奏を聴くと、確かに粗はあるのですが、ホールにもかなり助けられ、積み上げてきたものはどうにか発揮できたのかなと思っています。
ピアノも信頼しかない星野さんでしたから、とても助かりました。

●結局は、
様々書いてきましたが、今回何よりも感謝はメンバーに。神奈川からまだ行きやすいとはいえ、浦安まで赴いてくれたこと。年末の忙しい時期、しかも日曜夜という社会人が最も避けたい時間帯の演奏会に参加してくれたこと。そして、真剣に練習してくれたこと。これが何よりです。
合同という発案は、正直できるなら取りたくない方法でしたが、たまーにはこういうのもいいのかもしれません。
今回のメンバーはもちろん、ご一緒にできなかったメンバーも沢山います。次回あるかわかりませんが、その際は是非よろしくお願いします!

●追記。
あー、それにしても浦安音楽ホール、なんて良いところなのでしょうか。。。
神奈川にください。。。

以下はnoteだけに書きます。

●演奏した曲。
ちなみに選曲は、
平和や平穏を祈るというテーマで、
・Even when he is silent (Kim Andre Arnesen)
・Da pacem Domine(Arvo Pärt)
・「新しい人」に(信長貴富)
・混声合唱曲「夕焼け」(信長貴富)
でした。2ヶ月くらいしか練習時間もなかったので、少しでも合同に参加しやすくするために、これらになったという事情もあります。

●他団体さんについて
うち以外の団体さんについてもちょっとだけ。

鏡草さんは、なんと団としては2回目の本番!にもかかわらず、エレジアに取り組んでしまうとは!割と玄人好みな作品と思ってる作品なのですが、それをやってしまうのはまたすごいなぁ。あと、鏡草とは、農大のシンボル大根から来てるそうです。ためになりました。

たにもとユースさんは、練習期間は2週間!なのに、プーランクと三善晃!!演奏からも個々の能力の高さが伺えました。これらをこの短い期間でやってしまうなんて…!JCAユースの先鋭たち素晴らしいです!さすがでした。

AFさんは、サウンドのまとまりはピカイチ。コンクールで叩き上げられてきたんだなぁと。そして、ちゃんと練習してるんだろうなぁと。当たり前なんだけど、演奏からそれが滲み出るっこともまた実力なのでしょう!

どこも素敵でした!

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