スマホ欲しいのに親が買ってくれない!と嘆く中学生のみなさんへ(3)
※2021手帳購入^_^
GoogleカレンダーもTimeTreeも試したものの最後は手帳に戻る…。ログはデータで残すべきなのはわかるのですが、使いこなせず断念(根っからアナログ。だから子どもにはイマドキのツールを使える子に育って欲しい!)。
今年は赤い手帳!テンション上がります!
スマホ欲しいのに親が買ってくれない!と嘆く中学生のみなさんへ、本当にスマホが使いたいなら親にプレゼンしましょう、と、しつこくお伝えしてきました。
ココからはめでたくプレゼンが成功し、スマホ使用許可を得られたあなたに向けて書きます。
大切なことなので何度も何度も言いますが、
スマホには危険がいっぱいです。
「やったースマホゲット!ヒャッホー!」と
喜んでいるヒマはありません。保護者とルールを決めるまでは使えませんよ!
ルールは各ご家庭の状況に合わせて決めましょうね。
⬜︎いつ、どこでスマホを使うか問題
→リビングでのみ使用?夜間は親預かり?
⬜︎スマホ使用時間問題
→一日何時間使用?
⬜︎情報漏洩、アプリ不正使用問題(課金含む)
⬜︎親の知らない人と繋がりすぎる問題
⬜︎サイバー犯罪に巻き込まれる問題
→どんなに気をつけても事故に遭う可能性はあります。事故とはそういうものです。ですから、被害を最小限にすることを考えます。『危機管理』といいます。
【参考・引用】東北大学グローバルセンター
GLOBAL LEARNING CENTER, TOHOKU UNIVERSITY(サイトURL↓)
https://www.insc.tohoku.ac.jp/japanese/preparing/safety/section1/
【安全・危機管理の基本】
自分の身は自分で守る!
危機管理意識を持続させる!
海外安全対策行動の3原則を心がける!
1)目立たない
2)行動を予知されない
3)用心を怠らない
これは留学する学生さん向けの記事ですが、これからスマホを使うあなたにピッタリだと思ったので紹介します。
あなたがLINEしたいのは、クラスや部活のお友達かもしれませんが、
インターネットに繋がる=世界に繋がる
です。インターネットの世界はオープンでフラットです。それは魅力でもあり危険でもあります。
悪人は世界中にいます。あなたの情報(=ID)を奪おうとする組織は山ほどあります。
あなたのIDが乗っ取られ、あなたになりすましてサイバー犯罪を犯したとしたら、捕まるのはあなたです。仮にその後無実が認められたとしても、人生台無しです。
ですから、誰と繋がっているか、必ず保護者に知らせましょう。LINEもメールもゲームのボイスチャットも同じです。保護者の知らない人とは繋がってはいけません!
では、我が家のスマホルールは?
実は、そんなに多くありません。
⬜︎一日3〜5時間まで使用可(使用時間は状況により相談にのります。コロナ休校中は伸ばしました。)
⬜︎勝手にアプリを入れない。
→iPhoneのペアレンタルコントロールを使います。
Appleが用意した仕組みで制限しています。彼のスマホは私のコントロール下に置かれています。
引用https://support.apple.com/ja-jp/HT201304
(Appleウェブサイトより)
設定しておけば安心です。子どもは仕組みで守りましょう。
⬜︎家庭内Wi-Fi接続が基本。フリーWi-Fi禁止。
4G回線使用は1GBまでに抑える。超えた場合は1GBにつき1000円母に支払う。
→スマホを持ちはじめて2.3ヶ月経った頃、彼は私との約束を破りました。お友だちの家でゲームのアップデートをしたのです。6GB超えました。彼は初め全く自覚がありませんでしたが、「そういえばダウンロードした!」と思い出し、以後通信量に意識が向くようになりました。毎月のお小遣い1000円天引き×6ヶ月で完済。本人も
「あの時失敗してよかった!」
「もし僕が高校生になってからスマホ持ってたら、今よりもっと使っただろうから、通信量はもっと増えていたと思う。もう二度と使いすぎないようにする!」と言っていたので、よい授業料でしたね。
モバイル通信設定は基本オフにする習慣がつき、必要なときだけネットに繋ぐようになりました。セキュリティの面からも望ましいです。
⬜︎LINE友だちに追加して良いのは、保護者同士面識があり、子どもがLINEで繋がっていることを知っている場合のみ。
→たまに抜き打ちチェックします。
「今、LINE友だち何人いるの?」と声をかけます。多少嫌な顔をしますが、彼がスマホを使うための条件なので見せてくれます。ただ、私が彼のスマホを無断でチェックすることはしません。そこまで彼を信用できないなら、そもそもスマホを許可すべきではないと考えるからです。
⬜︎個人情報がわかるような投稿はしない
→泥棒さんに家を教えて鍵を開けて待っているようなものです。
⬜︎学びのためにスマホを貸しています。と言うことは、学習面で…(あえて含みを残す)。
⬜︎よくよく考えてから送る。人が傷つくようなことは書き込まない。
→あなたが書き込んだ言葉や写真などは、世界中の人から見られていると思ってください。そして一度書き込んだ言葉(データ)は永遠に残ります。サーバーから削除されても、個人のパソコンなどにデータが残っていれば再び拡散させることも可能です。
繰り返しますが
保護者は、あなたの幸せを心の底から願っています。
スマホを取り上げなければならない原因を作ったのはあなたです。取り上げた親に八つ当たりするのは愚の骨頂です。
今のところ、彼のiPhoneはメルカリ行きにならずに済んでいます。よかったね!このまま、上手に使って欲しいと願っています。
スマホを持たせるか否か、保護者は本当に悩んでいます。どちらが正解なのかではなく、どちらも正解だと思います。子どものためを思っての選択は全て正解だと思います。
この記事は、ママ友から相談を受けたことがきっかけで書き始めました。この内容はとても汎用的で、他の方にも参考になるかもしれないと考え、noteにまとめました。
話し言葉は時の流れで消えてしまうけれど、文字に起こして記事にまとめればコンテンツになります。コンテンツ化しておけば、同じように悩まれている方のお役に立てるかもしれない。そうなったら嬉しい!
これもインターネットの力ですね。
気づきをくれたママ友に感謝の気持ちを込めて、
『スマホ欲しいのに親が買ってくれない!と嘆く中学生のみなさんへ(略してスマ中)』シリーズを終わります。
素敵な気づきをいただき感謝です😊
世界中の子どもたちが健やかに育ちますように。
(…だから!ログがデジタルで残せない手帳よりGoogleカレンダーが優れてるってことは知ってるんですよ!でも手帳やめられない!この矛盾が私らしさだと思っています。笑)
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