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パルキアにビーダルを求めるのは間違っているだろうか【ポケカ】

結論:好きな組み合わせでデッキ組めばええやん。
どうも、ユーキャンです。パルキア、握ってますか?

主流はもちろん、うらこうさく軸のパルキア。

だから私は、うらこうさく型。とはならなかったのがわたくしです。
正直、プレイングスキル要求と思考持続が(個人的に)持ちません。

ユーキャンは逃げ出した!

かといって、勝ちに逃げ出したわけではなく。
何とか手段模索。

生み出したのは、ビーダル型の存在です。
ってことで、ある程度まとまってきたので、noteにしてみました。
無駄文要素多めですが、良ければご覧下さい。

Bibarel(英語名:ビーダル)



① これは、うらこうさく型パルキア。

別に1度も握ってないとは言ってないぜ。

時は、大VSTAR時代。
はじまりのアルセウスを筆頭に、高HP高火力でサイド2枚レースを展開するVSTAR環境では、HP270〜280を基準に、どれだけ一撃できるかによって、試合テンポが大いに変化する。

2022CL愛知 マスター優勝:裏工作アルセウス
から分かるように、メッソン[れんげき],ジメレオン[うらこうさく],インテレオン[うらこうさく/クイックシューター] のニーズは異常に高く、汎用高いため、様々なデッキに採用されている。

「タイムゲイザー/スペースジャグラー」発売後には更にニーズが高まり。裏工作パルキアは、裏工作時代の筆頭に。
(この中でもしっかり結果を残すミュウVMAXはなかなかのデッキパワーである。)


無論、筆者も裏工作パルキアを試した。が、

ポケカの世界に飛び込み3年と半分、ルールやテキストと処理の仕方は知ってる。けど最適なうらこうさくの使い方が分からん。

・進化すれば、山札から好きなトレーナーズを持ってこれる。
・クイックシューターで、打点を補える。
・なんならアクアバレットで非エク対面もバッチリ。

いや、言いたいことはわかんねん。
しかし上手く使えないこの感覚。

裏工作→カイ→進化先とグッズ→裏工作→…
と、先々読みができず、頭の中で処理落ちしているような感覚。
選択肢が広すぎる故に、この進化によってどの動きをするのが正解かが分かってない。分からない。

デッキパワーが高いのは周知の事実、スキルアップの為にと、裏工作アルセウスから含めて2〜3ヶ月くらい握って回したが、やはり分からない。

何よりも、
選択肢を自分で見つけだし、その選択肢の中から仮定の解答を選び抜き、相手の挙動からやりたい動きを考慮し対応して…
っていう考え続ける体力がありません。(キッパリ)



② ビーダル型のはじまり


近年は、引きたいだけ引きまくる系のデッキを使いこなしていた筆者。
サンムーンシリーズ時代には、三神シルヴァディを握っていたり、
ADPGGにはブルーの探索を入れているとはいえ、ドロソとしてホミカを採用したり、
非エクレントラーにも、ホミカ、オドリドリGX、スピード雷と
大量ドローに魅せられていた。

そんな中、アルセウスVSTARの登場と同時に、はたらくまえばビーダルが出現。インテレオンに頼らない新たな時代が幕開け?

早速組んだのは、アルセウス白馬バドレックスのデッキタイプ。
パワーはかなり高い。

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このデッキでシティに出場していたのだが、勝ちきれない。

シティ s5 in カワロコ 戦績 21位
[1] 後 6-3 ⭕ 対ダークライVstar
当時コメント:「サイドにボス2,白馬V2落ちという絶望と初手札からぬけひもとボス1切るしかない絶望の選択肢。とにかく前落としつづけて逃げ切り。 チェレンが強すぎ有り難すぎ... 相手のエネ不足で有効打を打たれる前に決めきれたのが救い。」

[2] 先 4-6 ❌ 対アルセウスインテ
当時コメント:「初手 白馬V 水4ターボツルッパ トップアルセウスV 最終詰めの段階で向こうのアルセウスVがVstarになりお守り付いて取り切れず負け。 ダンテ持ってたがベルトが引けなかった...」

[3] 先 4-6 ❌ 対WTB
当時コメント:「初手 ビッパマナフィルチャブル アルセウスVは先2 毎ターン倒しにかかりたかったが、スイクンVマントを落とせず。 最後は先1で出していたマナフィ狩られて負け」

[4] 先 5-6 ❌ 対アルセウスインテ
当時コメント:「初手白馬V 先2ダイランスを決めるも後続を立てられず。 スターミーVで落としたタイミングがあったけど出すのが早かったかもしれん...」

プレミもあるし、デッキサーチの自由度が高いインテレオン相手には、終始苦戦を強いられる。

白馬は250打点+αを余裕で打ちだせるポテンシャルがある反面、
連発しづらいのが難点。アルセウスを一発KOできても、持続せずに負け越しがち。

少し思い詰めることに。



③ オリジンパルキアVSTARとの出会い

4月5日、タイムゲイザー,スペースジャグラーが発売。
前評価がかなり高いパルキアが登場。
寒々した財布のヒモを無理やり弛めてシングル購入。¥7,000- 💸

ぶっちゃけポケカ人生が変わり始めた。

まずはとりあえずアルセウスの枠をパルキアに、そして一部カード刺し変えてみる。

…良い。
とにかく良い。
ワザではなく特性で得られるエネルギーは異常に強力。
以前までのガス欠に怯えた白馬はもう居ない。
250+α 連打が現実にある。

またパルキア自体のポテンシャルも高く一部相手依存もあるが、160点(ベルト込190点)が約束される打点は安心感が違う。

シティ参戦までに練度を上げつづけた白馬パルキアはこちら。

G88c8G-73nYtl-8c48D4

レアリティは個人的好みですので文句は受け付けません。
組むなら持ってるもので組んでみてください。
黄金に輝くたぶん30万くらいするデッキ、どなたか期待してます。
パルキアV¥21,000-,VSTAR¥18,000-,白馬V¥12,000-,VMAX¥52,000- …

金額は置いといて・・・
ハッキリ言って、デッキパワー高いです。
こだわりベルト+ダンデ で最大320点は、ミュウVMAXも一撃(理論上)。

パルキア対面で相手がベンチを絞ってきても、白馬のベルト込み280点は容易に出せることが多く、準備に手こずる対面のペースを更に遅らせるポテンシャルがある。

片や、お守り込350点の高耐久は容易に取られることはなく、スターポータルのおかげでリソースも潤沢のため、終始優位に試合を進められる。

うちの仕事するジャッジマンのおかげで、相手の手札妨害・トップ固定妨害に大きく寄与。
ビーダル型にしては奇襲となるクロススイッチャーを活用して、後ろに逃げた相手のメインアタッカーにプレッシャーを与えたり、ボスと組み合わせてサイドレースを終始優位へ。

サイドレースが相手優勢なら、お馴染みの雪道ツヅジを決め、
準備済みのアタッカーを刈り取りペースを乱させる。
仮にこちらがツヅジを食らっても、はたらくまえばやかくしふだでドローは可能。

白馬パルキアの強力さは(インテ型ながら)Twitterに出回るくらいですから、余程優秀な組み合わせ。

だったのだが、これでも満足しませんでした。
勝利数はこれまでより確実に増えていたものの、どこか納得しませんでした。


④主なカード採用理由と検討カード
 ~白馬パルキア編~

1) パルキア3-3,白馬2-2

動きとアタッカーバランスに重きを置いた採用枚数。
まあ無難よね。
メインであるパルキアを準備しつつ、後続に白馬を構えるため。
白馬自体は場に1体居れば良くて、2体出すことは極めて稀。
サイド落ちを考慮しこの枚数に行き着いた。

2) ビーダル 2-2

デッキ回転のエンジン。
通称「社畜の前歯」。これもまあ無難な配分。
3-2にすると開始ビッパの確率が上がるので2-2

3) クロバットV,ネオラントV

デッキ回転を安定させる2枚。ビーダルが立つまでの強力な引き込みカード。ネオラントは終盤のボス呼び出しに大いに寄与したり、序盤切りたくない札を抱えた時にジャッジマンを頼む時に最高に役立つ。

逃げエネ1なので、最悪どちらかでスタートしても問題は無い。
(問題はある)

4) かがやくゲッコウガ,マナフィ

意外と重要な2枚。かがやくポケモンについては、元々ルチャブルを採用していたものの、ワザを使いたい場面で雪道を出していることが多く、思いのほかシナジーが悪い。加えてVMAX→VSTARにシフトしつつある中で、対面でみる可能性が低くなったため、入れ替えとなった。
ヒードラン…? 知らない子ですね…。

打点がちょっと足りなかったり、パルキア対面でジメレオンが出ていた時に、げっこうしゅりけんがかなり有用。状況に応じて白馬ではなくゲッコウガにエネ3枚つけてプレッシャーを与え続けるのもなかなか強力。

マナフィはいうまでもなくベンチバリア。前述のゲッコウガを相手が使ってきた場合や、連ウーからの保護が大きな役割。
ポケモンの回収・回復札が無いため、打点調整からサイドレースを大きく引き離されるのを防ぐ。
あとはぬけひもの壁役にしたり。
HP70で水1エネ20点なのは、あと少し足りなかったパルキアの打点を、次のターンで落としきる大事な役割。
「みずかけ」使うことは比較的よくある。

5) クロススイッチャー 3枚

意外性を持たせるグッズ。
1度もバラさずに使えると、相手の動揺を誘発できる。
というネタではなく。

実際問題、ディアンシー[プリンセスカーテン]がバトル場にいたり、ベンチに逃げた相手のメインアタッカーを叩きに行ける意味ではかなり強力。
しかもサポート権利を切らないため、メロンやジャッジマンといった展開まで行える。

インテ型とは違い確定サーチはできないため、山札管理を丁寧に行って、終盤で使えるようにするのが肝。先2で揃ってたら上振れモノ。

2枚や4枚ではなく3枚採用なのは、スイッチャー2回使いたいという邪な考えから逃れるため。サイド落ちやハイボなどの使用時で切らざるを得ない状況下、難なく切るため。

6) ヒスイのヘビーボール

「サイド落ちしたたねポケモンを持ってくる」というのはカードの効果。
当たり前ではあるのだが、このデッキにおいてはたね管理はめちゃくちゃ重要。
何せインテ型と違い、たねポケモンを安定して構えることがなかなか難しい。サイド落ちされると尚のこと。

そこで採用。
体感ながら、40%くらいはなにかしらのたねポケモンがサイド落ちする。救出しベンチ展開できる強カード。
加えてサイド落ちカードを確認できるため、以降のプレイングでどう立ち回るべきか、思考力持続にも大きく寄与。
山札から逆算するのはやはり効率が悪いし、限られた時間でやることでは無いと思っている。

7) ジャッジマン

ただの好みです。

8) ダンテ

前述のとおり、ミュウVMAXなどのHP300 overに対して強く出るため。
HP280+お守りはやはり面倒で。ツールスクラッパーもあるが選択肢は増やしておいた方がいいに越したことはない。

使用頻度は他と比べ低いため、環境読みによって採用したりしなかったり。調整枠かなと思う。

9) スタジアム〈雪道,神殿,トレコ〉

バランスよく配合。Vやゲッコウガの特性頼りな面がありながら、
相手の動きを阻害したいがための雪道。ドローに関してはビーダル型なので半ば問題は無い。
出すタイミングをミスるとこちらの動きが止まるので慎重さが必要。

神殿は、主にダブルターボ停止のため。
またレジギガスやオーロラバレット,一撃/連撃 系の機能停止を狙う。
こちらに影響は全くなく、貼り替えしがなければ強力なアドバンテージになる。

トレコはエネリソース回復。以外に理由はないな。

10) エネルギー配分

これで動きます。十分です。これ以上でもこれ以下でもダメです。
(経験者は語る)



⑤中〆

僭越ながら、これより先は有料記事とさせて下さい。
白馬パルキアを詰めて1ヶ月以上、どこか何となく決定打に欠けるところがあり、シティ前にかえで氏との調整を行った結果、彼のおかげで決めきる事ができたレシピは、そう易々と公開したくない思いがあります。

「んじゃ最初から書くな」
と思う方もいらっしゃるでしょうけど、こうでもしないと自身の成長にも繋がらない気がして。

有料記事では、
デッキレシピはもちろん、5/29のシティ対面や個人的所感を大いに含めた対面優劣と対策を記載しています。

損はさせません。
もしよろしければ、覗いて見てください。

記:ユーキャン



⑥《シティ参戦版》本気のビーダル型パルキア

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